2026年4月18日(土)、六本木ヒルズの東京シティビューにて、6月8日(月)まで開催予定の展覧会『チ。 ―地球の運動について―』×東京シティビュー ~世界の見方が変わる体験を、展望台で~に行ってきました。
マンガ『チ。』は、地球が宇宙の中心と考える『天動説』が定説の時代、神の意志に反する異端思想『地動説』の証明に命を懸けた人々の物語(全8巻完結)。
『知ること』や『信じること』、『世界をどう見るか』を問いかける重厚な物語として、多くの読者を惹きつけています。
本展では、作品の名場面や名言、天文学に関する展示に加え、地上52階から望む夕焼けや夜景も大きな見どころ。
実際に空を眺めながら、『チ。』の世界を体感できる、とても印象深い展覧会でした。
『チ。』ファンの方はもちろん、宇宙や哲学、科学が好きな方、広い視点で物事を考えたい方、都会の夜景を堪能したい方におすすめです。
本記事では、実際に訪れて感じた見どころや混雑状況、バリアフリー情報などを、べたきち夫婦の視点でご紹介します。
また、これまで訪れた『宇宙』や『チ。』関連の特別展『チ。』、特別展『深宇宙展』、企画展『量子の世紀』、『印刷博物館』の記事もぜひご覧ください。
他のミュージアムの記事、六本木の記事、上野の記事、障がい者割引の記事はこちら
※写真撮影が可能。ただし動画撮影、フラッシュ、自撮り棒や三脚などの使用は不可。
※訪問前はチ。展公式サイトで最新の情報を確認してください。
※記事内の情報・価格は、訪問当時のものです。

お隣は『サンリオ展(過去記事)』
べたきち的見どころ

名シーンと共に!《夕焼け・夜景》

胸熱のシーンと夕焼け


目の前には東京タワー
東京シティビューが誇る、地上52階からの夕焼けや夜景を目当てに、多くの方が訪れていました。
この日は、運よく晴れでした。美しい夜景を見るには、晴れた日の夕方頃の訪問が、ベストです!
アストロラーベを手に!《フォトスポット》


会場内には、『アストロラーベ』を持って撮影できる『特設フォトスポット』も登場。
『アストロラーベ』とは、星の位置、時刻や方角などを調べるために使われた、古代の天文観測器具です。
作中でも、非常に印象的な場面で登場する重要なアイテムとして描かれています。
『チ。』ファンなら、実際に手に持って登場人物(ラファウなど)になりきりたくなるはず!
ちなみに、べたきちたちは、2025年に科学未来館にて開催された『特別展「チ。」(過去記事)』でも、『アストロラーベ』に触れたことがあります。
名言だらけ!《『チ。』特設展示》




『特設展示』には、作中の印象的なセリフが数多く展示されており、まるで名言集の中を歩いているような雰囲気。
場面を思い浮かべながら巡る時間は、とても没入感があります。
名言ばかりなので、1つを選ぶのはかなり難しいのですが、べたきちのお気に入りは、第3巻で『ヨレンタ』が語った、
『この世は、最低というには魅力的すぎる』という言葉。
どんなに困難な状況・環境であっても、視点を広げれば、『世界は魅力的で美しい』ということを改めて感じさせてくれる、心に残るセリフでした。
このようにお気に入りの名言を探しながら展示を巡るのも、本展の大きな楽しみ方の1つだと思います。
思索を深める!《共創者たちの言葉》


『特設展示』は、『信念』と『真理』をテーマに構成されており、単なる作品展示に留まらない内容になっています。
各所には、哲学者や文筆家など4名による寄稿文も展示されており、物語をより深く考察するきっかけを与えてくれます。
寄稿者の1人である哲学者「谷川嘉浩」の著書「スマホ時代の哲学」も読んでみたくなりました。
特設プラネタリウム!《星空シアター》


138億年の宇宙の歴史を巡る旅『星空シアター』。
こちらは『チ。』の世界ではなく、私たちが実際に生きている宇宙について学べる内容となっており、高精細映像による没入感も楽しめました。
元理科教員で、ここ10年ほど『宇宙論』にハマっているべたきちにとっても、とても印象深い体験でした。

オリジナルグッズ!《特設ショップ》

アクセス・車いす・ベビーカー貸出
会場の『東京シティビュー』へは、美術館・展望台専用入口『ミュージアムコーン』から、バリアフリーでアクセスできます。
今回も、べたきちは事前に車いすをお借りしました(感謝)。
詳細は、『古代エジプト展(過去記事)』をご覧ください。
料金・障がい者割引
料金
| 当日窓口 | オンライン | |
| 一般 | 2,400円 | 2,200円 |
| 高校・大学生 | 1,700円 | 1,600円 |
| 4歳〜中学生 | 1,100円 | 1,000円 |
| 65歳以上 | 2,100円 | 1,900円 |
| 3歳以下 | 無料 | 無料 |
※事前予約制(日時指定券)
※当日に日時指定枠に空きがある場合、事前予約なしで入館可能
障がい者割引
障がい者手帳保持者とその介助者1名まで、入館料が無料になります。
チケットは、六本木ヒルズ森タワー3階の『チケットカウンター』で購入してください。
対象となる手帳は次の4種類です。
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳・愛の手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 被爆者健康手帳
混雑状況・所要時間など
混雑状況

皆さん日の入りを待っているよう

土曜日の18時00分頃に入場しました。並ぶことはなく、すぐに入ることができました。
ただ、会場内はかなりの賑わい。特に、日の入りを待ちながら景色を楽しんでいる方が多く、けっこうな混雑具合でした。
私たちは、まず夕焼けは後回しにして、奥にある『チ。』特設展示へ。
タイミングよく、並ばずに入ることができましたが、展示を見終わって入口付近に戻ると、今度は行列ができていました(上の写真)。
どうやら、夕焼けを見終えた来場者が、一斉に展示エリアへ移動したようです。
夕焼けと展示、どちらも楽しみたい方は、時間帯による混雑の流れを意識しておくといいと思います。
所要時間
18時00分から19時40分頃まで、約1時間40分かけて観覧しました。
夕焼けや夜景に加え、『チ。』特設展示、プラネタリウム、ショップなど、見どころがかなり盛りだくさん。
じっくり楽しみたい方や、『チ。』ファンの方は、さらに余裕を持ったスケジュールにしておくと安心です。
また、特設ショップも充実しているため、グッズをゆっくり見たい方は、買い物時間も含めて考えておくのがおすすめ。
ちなみに、私たちは観覧前に、同じ階の別会場で開催中の展覧会『サンリオ展(過去記事)も訪れました。
展覧会をハシゴするのもおすすめです。

バリアフリー情報

車いすでは通行しにくい
六本木ヒルズエリア全体的にバリアフリー対応になっており、車いすでも問題なく移動できます。
ただし、『チ。』特設展示内は、やや通路幅が狭く、場所によっては圧迫感があります。展示によっては、車いすの高さだと見えにくい箇所もありました。
一方、それ以外の展示エリアの通路幅は比較的ゆったりしており、車いすで移動しても他の来場者とぶつかることはなく、快適に観覧できました。
車いすの方は、できればピーク時間帯を避けて訪れると、より落ち着いて楽しめると思います。
最後に
東京の夜景や星空を眺めながら、『チ。』の世界観に浸ることのできる、印象深い展示でした。
展示を巡っていると、作中の登場人物たちが命を懸けて見つけようとした『世界』が、少しだけ身近に感じられた気がします。
東京シティビューは22時まで開館しているため、特に大人の方には、夕方から夜にかけての時間帯に訪れるのがおすすめ。
移りゆく空の色や都会の夜景とともに、『世界の見方が変わる体験』をぜひ味わってみてください。
まだまだいっぱい見どころはあるので、ぜひ現地で個人的見どころを発見してください!
また、ぜひ他のミュージアムの記事、六本木の記事、上野の記事、障がい者割引の記事もご覧ください。
開催情報
| 名称 | 『チ。 ―地球の運動について―』×東京シティビュー ~世界の見方が変わる体験を、展望台で~ |
| 会期 | 2026年4月10日(金)〜6月8日(月) |
| 休日 | 会期中無休 |
| 時間 | 10:00~22:00 ※入館は21:30まで |
| 入場料 ※日時指定 | 一般:2,400円、高校生・大学生:1,700円、4歳~中学生:1,100円、65歳以上:2,100円 ※3歳以下は無料 ※障がい者手帳保持者と介助者1名まで無料 |
| 会場 | 東京シティビュー 〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 |
| 公式URL | https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/chi-event/ |
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!








