2026年4月2日(木)、寺田倉庫G1ビルで6月28日(日)まで開催予定の『動き出す妖怪展 TOKYO 〜Imagination of Japan〜』に行ってきました。
日本には、『鬼』、『河童』、『天狗』、『座敷わらし』など、古くから数多くの妖怪が語り継がれてきました。
浮世絵や昔話の中で親しまれてきた妖怪たちは、現代ではアニメやマンガ、ゲームにも登場し、日本文化を代表する存在のひとつとなっています。
本展では、そんな妖怪たちを、浮世絵や立体造形、プロジェクションマッピングなどを通して、体感的に楽しむことができます。
会場内では、妖怪たちが壁や床を動き回り、まるで自分が妖怪の世界に迷い込んだかのような没入感を味わえました。
べたきちとして特にうれしかったのは、迫力ある立体映像作品だけでなく、本物の『妖怪を描いた浮世絵』をじっくり観賞できたこと。
また、各展示には、低い位置に設置された、ふりがな付きの『子ども向け解説』も用意されており、小さなお子さんへの配慮も感じられました。
本記事では、実際に訪れて感じた見どころや混雑状況、バリアフリー情報などを、べたきちの視点で紹介します。
妖怪好きの方はもちろん、『鬼滅の刃』が好きな方、浮世絵に興味のある方、日本文化に関心のある方にもおすすめの展覧会です。
他のミュージアムの記事、浮世絵の記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事はこちら
※動画・写真撮影が可能。フラッシュの使⽤、三脚等の撮影補助機材の使⽤は禁止。
※訪問前に動き出す妖怪展公式サイトで最新の情報を確認してください。
※記事内の情報・価格は、訪問当時のものです。


べたきち的見どころ

立体映像・作品で没入体験!《空間演出》




本展で特に印象的だったのは、映像と立体作品を組み合わせた、没入感たっぷりの展示。
浮世絵に登場する妖怪たちが、壁面や床の上を動き回る様子は迫力があり、プロジェクションマッピングによる空間演出にも目を奪われました。
会場では、外国からの観光客の方々も興味津々で観賞しており、妖怪文化への関心の高さも感じられました。
また、立体作品はややリアルに表現されたものもあり、小さなお子さんには少し刺激が強いかもしれません。
『鬼滅の刃』の世界観!《妖怪藤回廊》




本展の中でも、『鬼滅の刃』のファンなら思わず反応してしまうのが、『妖怪藤回廊』。
『鬼滅の刃』では、『藤の花』を鬼が嫌うことが描かれており、藤は鬼殺隊とも深く関わる象徴的な存在です。
家紋や重要な場面にもたびたび登場し、作品の世界観を語る上で欠かせない植物となっています。
本展では、そんな藤について、古くから『厄除けの植物』として神社などに植えられてきたことが紹介されていました。
さらに、『ふじ』という名前が『不死』にも通じることや、花の色である紫が『魔除けの色』とされてきたことなども解説されており、べたきちとしても勉強になりました。
幻想的な藤の空間は、まるで『鬼滅の刃』の鬼殺隊最終選別場『藤襲山(ふじかさねやま)』に迷い込んだよう。
ぜひ、妖怪たちに囲まれながら、『鬼滅の刃』の世界観を味わってみてください。
本物!《妖怪の浮世絵》

大タコ

ドクロ

ここ数年、浮世絵関連の展覧会に何度も足を運んでおり、すっかり浮世絵の魅力にハマったべたきち夫婦(参照:浮世絵の記事)。
そのため、どこかで見たことのある有名作品を実際に目の前で観られると、やはりテンションが上がります。
会場には、歌川国芳『八代目市川団十郎 死絵』や河鍋暁斎『狂斎百狂 どふけ百万遍』、歌川国貞『古猫の怪』など、妖怪を題材にした本物の浮世絵が展示されていました。
歌川国芳『相馬の古内裏』に再会できたことには、とても感動しました。
妖怪好きはもちろん、浮世絵好きにとっても見逃せない内容です。
また、一般的な浮世絵展と比べると、比較的ゆったり観覧できたのもうれしいポイントです(お子さんたちは、やはり映像展示の方に夢中でした)。


妖怪と遊ぼう!《妖怪縁日》


なかなか難しい…!
会場内には、妖怪たちと遊べる体験コーナー『妖怪縁日』も。
砂の中から妖怪を探し出す遊びや輪投げなど、実際に体を動かして楽しめる内容になっており、小さなお子さんたちも夢中になって遊んでいました。
展示を『見る』だけではなく、『遊びながら体験できる』のも、本展の魅力のひとつです。
ちなみに、べた妻は輪投げに何度か挑戦していましたが、なかなか難しかった様子(笑)。
一緒に写真!《妖怪グリーティング》

見た目は怖いけど優しい
土曜・日曜日や春休み期間中には、等身大の妖怪たちが登場する『妖怪グリーティング』も開催されています。
『大天狗』、『鬼』、『河童』、『座敷わらし』など、さまざまな妖怪たちと実際に会うことができ、一緒に撮影をすることもできます。
私たちが訪れた日には、『烏帽子かえる』と『大天狗』が登場。
見た目は迫力がありますが、実際はとても優しく、快く写真撮影に応じてくれました。
お子さんや妖怪好きには、うれしい思い出になりますね。
また、公式サイトによると、毎週土曜日16時からは、さらに怖さがパワーアップした『怖さマシマシグリーティング』も開催されているとのこと。
怖いもの好きな方や、より迫力を味わいたい方は、土曜日の夕方を狙って訪れてみるのもおすすめです。
オリジナル妖怪グッズも!《特設ショップ》



べたきち購入
展示を楽しんだ後は、『特設ショップ』へ。
会場内には、本展オリジナルグッズをはじめ、妖怪モチーフの雑貨やお土産などが多数並んでおり、妖怪好きにはたまらない空間になっています。
べたきちは、本展に特別協力している『妖怪美術館(公式サイト)』のオリジナルTシャツを購入。
『妖怪美術館』は、香川県小豆島にある美術館で、900体以上もの妖怪作品を展示しているとのことです。
べたきち夫婦は、まだ訪れたことがないのですが、今回の展示を観て、俄然興味が湧きました。いずれ行きます!
妖怪好きの方は、ショップまで含めてじっくり楽しんでみてください。
料金・障がい者割引
料金
| 当日券 | |
| 大人 | 2,600円 |
| 学生(高・大・専門) | 1,800円 |
| 子ども | 800円 |
| シニア(65歳以上) | 2,500円 |
※子ども料金は4歳以上中学生以下
※3歳以下の入場は無料(チケット不要)
障がい者割引
| 当日券 | |
| 大人 | 1,200円 |
| 子ども | 500円 |
障がい者手帳保持者とその付添者1名まで、割引を受けることができます。
対象となる手帳は次の4種類です。
- 身体障がい者手帳
- 愛の手帳・療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 被爆者健康手帳
入口にて、上記の障がい者手帳、または障がい者手帳アプリ「ミライロID」を提示してください。
混雑状況・所要時間など
混雑状況
春休み期間中の4月2日(木)の15時30分頃に入館しました。並ぶことはなく、すぐに入ることができました。
春休み中ということもあり、お子さん連れの来場者が多く見られましたが、会場内は比較的ゆったりとしており、混雑は感じませんでした。
ただし、会期末が近づくにつれて混雑する可能性が高いため、できるだけ早めの来館がおすすめです。
所要時間
15時30分から17時10分までの約1時間40分かけて観覧しました。
妖怪に関する解説を丁寧に読みたい方、特設ショップでゆっくり買い物をしたい方などは、さらに時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
車いす&バリアフリー情報





会場入口は、寺田倉庫G1ビルの2階にあります。車いす・ベビーカーの方は、スタッフの方に声をかけることで、エレベーターを利用して2階へアクセスできます。
なお、車いす・ベビーカーの貸出はありません。べたきちは普段、現地で車いすを借りることが多いのですが、今回は足に装具を付けた状態で観覧しました(詳細はプロフィール)。
会場内は全体的に平坦で、通路幅広く、バリアフリーに配慮された造りです。
また、会場内には所々に座って観覧できるスペースが設けられているため、休みながら無理なく回ることができました。
ただし、ベビーカーは会場内では使用できず、入口付近のベビーカー置き場に預けてから入場する形になります(車いすはそのまま入場可能です)。
混雑時には、車いすでの移動や観覧が難しくなる場合も考えられるため、比較的ゆったり見て回れる平日の来館がおすすめです。
最後に

『動き出す妖怪展』は、日本に古くから伝わる妖怪文化を、映像・立体作品・浮世絵などを通して、楽しく体感できる展覧会でした。
特に、妖怪たちが動き回る没入型の空間演出は迫力があり、不思議な世界観を味わうことができました。
浮世絵好きの方、妖怪好きの方、そして『鬼滅の刃』が好きな方にも、ぜひ訪れてほしい展覧会です。
まだまだいっぱい見どころはあるので、ぜひ現地で個人的見どころを発見してください!
また、ぜひ他のミュージアムの記事、浮世絵の記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事もご覧ください。
ちなみに、べたきち推しの妖怪マンガは、『うしおととら』です。未読の方には、ぜひおすすめです。
開催情報
| 名称 | 『動き出す妖怪展 TOKYO 〜Imagination of Japan〜』 |
| 会期 | 2026年3月27日(金)〜6月28日(日) |
| 休館日 | なし (開催期間中、無休) |
| 開場時間 | 9時30分〜20時00分(最終⼊場19時30分) |
| 入場料 ※当日券 | 大人:2,600円 、学生(高・大・専門):1,800円 、子ども(4歳以上中学生以下):800円 、シニア(65歳以上):2,500 円 障がい者割引 大人:1,200円、子ども:500円 |
| 会場 | 寺田倉庫 G1ビル 〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-4 |
| 公式URL | https://www.yokaiimmersive.com/ |
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!







