2024/12/14(土)、公開2日目の映画『はたらく細胞』を鑑賞してきました。
いや~、永野芽郁さんの赤血球、佐藤健さんの白血球、似合っていました!
おもしろ要素あり、恋愛要素ありの感動する内容に仕上がっています。べたきち妻は座席で感涙してました!
見終わったら、身体の細胞たちを労ってあげたい気持ちになりますよ。
べたきちは、漫画『はたらく細胞』、『はたらく細胞BLACK』、その他『はたらく』シリーズを所持しており、小学生の甥姪にもプレゼントするほどハマっています。
アニメも良いですよね!これがきっかけで私は赤血球役の声優の花澤香菜さんが好きになりました。
漫画から実写化の映画として大成功だと思います。評価としては、☆4.0/5です。
続編にも期待したいです!
漫画・アニメ『はたらく細胞』を見たことがある人はもちろん、知識ゼロで見に行っても十分に楽しいですよ。
少し映画情報
キャッチコピーは【笑って泣けてタメになる『はたらく細胞ワンダーランド』へようこそ!!】。
身体の中ではたらく赤血球を永野芽郁さん、白血球を佐藤健さん。人間の親子役で阿部サダヲさん、芦田愛菜さん(『マルモのおきて』のコンビですね…!)、その他の細胞も豪華キャストです。
監督は映画『翔んで埼玉』、『テルマエ・ロマエ』と同じ武内英樹監督なので、あの雰囲気が好きな方にも絶対おすすめです!
詳細は公式サイトへどうぞ。個人的には、下調べしないで行くのがおすすめですよ。ここまでの方は、また見終わった後戻って来てください。
料金・混雑具合
障がい者割引 1,000円×2(通常は2,000円)
当日予約では良い席は埋まってしまうため、事前にインターネットで予約することをおすすめします。
べたきちはアラームをかけて、可能になった瞬間予約しています。
今回はTCXという座席数400以上の大型スクリーンで鑑賞でしたが、ほぼ満席でした。
また夕方16時30分からの回でしたが、お子さん連れは少なく、大半は大人でした。
べたきち的見どころ(ネタバレあり
豪華キャストがハマり役
永野芽郁さん、佐藤健さんはもちろん、他の豪華キャストもハマり役で見どころいっぱいでした。
べたきちは、マクロファージ先生の松本若菜さんに心臓を射抜かれました!あんなマクロファージ先生が私の体内にもいたらいいのに…。
べたきち妻は、黄色ブドウ球菌の小沢真珠さんに心酔していました。少しの登場でしたが、はっちゃけ具合が良いですよね!
また、先述した通り親子役の阿部サダヲさん、芦田愛菜さんがとても良かったです。
このコンビと聞いたら、ドラマ『マルモのおきて』を思い出す方も多いでしょう!この2人を見ていると、エモいってこういう感情の事を言うのかな?と思いました。
さらに、恋人役として加藤清史郎さんが登場します。加藤清史郎さんと言えば、『こども店長』ですね!
芦田愛菜さんと加藤清史郎さんの恋愛シーンは、親戚のおじさんが『昔から知っている近所の子の初デート』を見ている気分になり、甘酸っぱい気持ちになりました!
一定年齢以上の方は、彼らの子役からの成長を見るだけでもうれしいですよね!
難病患者として
べたきちは10年近くCIDPという自己免疫性の指定難病を患っていて、この病気関連で1年ほど入院することを余儀なくされました。
そして、現在も投薬やIVIGという点滴治療を定期的に行っているため、なんとか映画などに外出することができています。
自分の身体の中で『はたらく細胞』たちは、どのように働いてくれているのだろうか。どの免疫細胞が勘違いして自分を攻撃してしまうのだろうか、と考えてしまいます。
きっと映画のように、それぞれの細胞が自分の役割を全うしようとした結果なのだと思いますが、なかなか上手くいかないものですね…。
CIDPのはっきりとした原因はまだ不明であり、今後研究が進むことを望まずにはいられません。
ちなみに、IVIGは、皆さんの献血活動で成り立っております。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
また、芦田愛菜さん演じる女子高生が入院した際、加藤清史郎さん演じる恋人が、病室にデートを思い出せる写真や絵を貼っていたシーンがありました。
べたきちが妻と結婚する前、毎週末お見舞いに来てくれ、病室に大きな写真をいっぱい貼ってくれたのを思い出しました(涙)
ずっと動けず、点滴に繋がれていることはとても辛いことでしたが、少しでも前向きに過ごすことができたと思い、感謝しています。
小ネタが楽しい
原作漫画もそうですが、体内環境を示す小道具や標語などに小ネタが多くて、見つけるのが楽しいです。
べたきちは『同情するなら酸素をくれ』、べたきち妻は『スナック涙腺』が気に入りました!ぜひ探してみてください!
ただし、映画『翔んで埼玉』と同様、1回見たくらいでは気づけないネタが多いかと思います。2回目、3回目と新しい発見を与えてくれそうです。
鑑賞後に、どの部分の小ネタが気に入ったかを話し合う楽しみもある映画です。
エンドロールまで目が離せない
他の映画ではエンドロールが流れ始めると席を立ってしまう方が少なからずいるものですが、今映画ではそのようなことはありませんでした。
エンドロールに、それぞれの『はたらく細胞』の役割が記載してあり、一生懸命見ているうちに終わってしまうからです。
私はここで、DJ KOOさんが神経細胞だったとやっと理解できました!
武内監督は映画『翔んで埼玉』シリーズ、映画『テルマエ・ロマエ』シリーズでも同様に最後の最後まで観客を楽しませてくれる仕掛けを用意してくれています。
今後の武内監督作品にも期待大ですね!
漫画『はたらく細胞』
漫画『はたらく細胞』、『はたらく細胞BLACK』をまだ読んだことがないという方は、ぜひこの機会に!
勉強にもなりますし、お子さんのプレゼントに最適ですよ!
また、もしよかったら映画『グラディエーターⅡ』、『ライオン・キング:ムファサ』のレビューも御覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!