2026年8月、べたきち夫婦は6泊7日の日程で、愛媛県と高知県をレンタカーで巡ってきました。
旅行記の前編では、愛媛県の道後温泉や砥部、大洲など、3日目までの旅の様子を紹介しました。

4日目からは、いよいよ高知県へ!愛媛県から『四万十川』を目指します。
水族館で四万十川流域の淡水魚を観察したり、沈下橋を訪れたり、高知ならではの郷土料理を味わったりと、四国の自然や食をたっぷり楽しみました。
特に憧れだった四万十川で泳ぎ、天然アユの塩焼きを食べることができたのは感動の体験でした!
その後は高知市へ移動し、カツオの藁焼き体験や『桂浜水族館』、『高知県立牧野植物園』、『オナガドリセンター』など、さまざまな場所を巡りました。
べたきちは身体が不自由なため、今回の旅行でも「無理をしない」ことを意識しています(プロフィール参照)。
観光地を詰め込みすぎず、疲れたときには休みながら、7日間を過ごしました。
この記事では、4日目以降に実際に訪れた場所や食べたもの、宿泊したホテルなどを、旅行の流れに沿って紹介します。
それでは、愛媛県から高知県へ向かう4日目の旅からスタートです!
他の旅行の記事、ミュージアムの記事、障がい者割引の記事はこちら。
※トップ画像は、四万十川にかかる佐田沈下橋
※記事内の料金・情報は、2026年8月の訪問時のものです。これから訪れる方は、各施設の公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
4日目《四万十川へ!魚と沈下橋、天然鮎と鰻!》
いよいよ愛媛から高知へ。この日は約110km、2時間ほどの移動です。


まずは、『おおず赤煉瓦館』でお土産を物色。とても良い鉢置きがあったため、購入しました。
西予市野村シルク博物館

| 入館料 | |
| 一般 | 500円 |
| 高校・大学生 | 300円 |
| 中学生以下 | 無料 |
| 障がい者手帳1級 (付き添い1名) | 無料 |
※開館日は金・土・日曜日の週3日。



四万十への道中には、民族衣装大好きなべた妻の要望で、『西予市野村シルク博物館』に立ち寄りました。
『伊予生糸』は、愛媛県で生産される生糸で、その高い品質から皇室や英国エリザベス女王にも利用されています。
明治初期から続く長い歴史をもち、伝統技術によって作られてきた愛媛を代表する特産品です。
ラオスにも縁のある、アカ族の衣装も展示されていて、びっくり!

釜めし 十石にて
虹の森 おさかな館


| 通常料金 | 障がい者割引 (1級・2級・A記載者とその付添い1名) | |
| 大人(高校生以上) | 1,100円 | 550円 |
| 小中学生 | 500円 | 250円 |
| 幼児(3歳以上) | 300円 | 150円 |



キレてるキレてる!

歩く気がない(笑)


ランチに『宇和島鯛めし』を食べ、次に向かったのが、愛媛県松野町にある『虹の森公園 おさかな館』。
魚好きのべたきちにとって、今回の四国旅行でぜひ訪れたかった場所の一つです。
館内では、魚類をはじめとする水辺の生き物を見ることができます。
特に印象に残ったのは、『フンボルトペンギン』の散歩と、四万十川が誇る怪魚『アカメ』!
日本三大怪魚の一つに数えられるアカメの集団遊泳と、その名前の由来といわれる赤い目を、ライトを当てて観察できたことに感動しました!
夕方の岩間沈下橋

沈下橋には欄干がなく、増水時には水の抵抗を受けにくい

その後、夕方の『岩間沈下橋』へ。これがまた、景色がめちゃくちゃ良い!
四万十川の流れと周囲の山々。夕方の光の中で見る四万十川は、とても印象的。
「四国に来た!」と実感できる風景でした!
宿泊施設 中村第一ホテル


夕食では、四万十川の天然アユの塩焼きやウナギの蒲焼き、テナガエビの唐揚げ、カツオのたたきなどをいただきました。
四万十川周辺の食文化を、しっかり味わうことができました。
5日目《四万十川の屋形船と淡水魚の世界》
5日目は、四万十エリアに1日中滞在。
移動を少なくして、四万十川をじっくり楽しむ日にしました。
四万十川学遊館あきついお



階段横には昇降機がある
| 通常料金 | 障がい者割引 | |
| 大人 | 880円 | 440円 |
| 中・高校生 | 440円 | 220円 |
| 4歳以上 | 330円 | 165円 |
| 3歳以下 | 無料 | 無料 |
※障がい者手帳所持者とその介護者1名は半額。入館時に手帳の提示が必要です。


生体展示は世界でここだけ!?



アカメ科に属する近縁種

午前中は『四万十川学遊館あきついお』へ。
四万十川流域の魚類を中心に展示する『さかな館』と、トンボの標本や解説を展示する『とんぼ館』があります。
トンボがメインの施設だと思っていたのですが、予想していた以上に『さかな館』の淡水魚が豊富で、見どころもたっぷり!
なんと約300種、2000個体もの魚が飼育されているそうなので驚きました!
じっくり見ていたところ、『とんぼ館』まで見て回る時間がなくなってしまったので、『屋形舟』の後にもう一度訪れることにしました。
『とんぼ館』には、四万十川流域のトンボだけでなく、世界中のトンボの標本もたくさん展示されていました。
途中で、スタッフの方がわざわざ呼びに来てくださり、アマゾンの巨大魚『ピラルクー』の餌付けを観覧することもできました(べた妻は餌やりを体験)。
また、国内7県・10河川でしか観察されたことのない、とても珍しいハゼ『ドウクツミミズハゼ近似種』や四万十川の初記録種でウナギ目ウミヘビ科の魚『ワカウナギ』も見ることができました(出典:テレビ高知「ドウクツミミズハゼが仲間入り」)。
魚好きのべたきちとしては、四万十川に生息する多くの淡水魚を観察できて、大満足でした!

レア!
さこやの屋形船で四万十川遊覧

| 通常遊覧 | |
| 大人(中学生以上) | 2,000円 |
| 小学生 | 1,000円 |
| 幼児 | 無料 |
※車いす利用者も乗船できます。予約時に連絡が必要です。
12時からは、『さこやの屋形船』で四万十川遊覧へ。
本当は『川漁師体験』をしたかったのですが、3日前までの申し込みが必要だったため、今回は断念……(涙)。
川漁師でもある船頭さんが櫓を漕いで、『佐田(今成)沈下橋』から『三里沈下橋』までの間を往復し、四万十川を巡りました。

快晴で最高に気持ち良い!

『三里沈下橋』周辺では、べたきちの希望で投網もしてもらいました。
残念ながらアユは捕れませんでしたが、四万十川の伝統的な漁の風景を目の前で見ることができ、とても嬉しかったです。
三里沈下橋で四万十川に入水

べたきちは、どうしても四万十川に入りたかったため、川遊びがしやすいとおすすめされた夕方の『三里沈下橋』へ。
当時は渇水が続いていたため、水はそれほど冷たくありませんでした。
『三里沈下橋』をバックに写真も撮ることができ、念願の四万十川に入ることができて大満足!
郷土料理 花ぜんで夕食


頭付きを始めたのは、花ぜんとのこと


夕食は『郷土料理 花ぜん』へ。
どの料理も美味しかったのですが、特にべたきちがハマったのが、『川えび唐揚げ』と『川えび塩焼き』。
とても大きな『ヒラテテナガエビ』のポリポリとした食感に、まさに「やめられない、止まらない」状態になりました(笑)。
宿泊施設 中村第一ホテル
夕食なしで、連泊しました。
6日目《高知市へ!カツオの藁焼きと桂浜水族館》
6日目は朝から高知市内へ移動しました。
カツオの藁焼き体験

訪問日は混んでなくてラッキー!
| 料金(税込) | |
| 体験付き 藁焼きタタキ定食 | 1,800円 |
| 体験付き 藁焼きタタキ単品 | 1,500円 |
※料金には藁焼き体験込み。カツオがなくなり次第終了。

超高火力!

私たちは単品を注文
高知といえば、やっぱりカツオのたたき!『土佐タタキ道場』で、べた妻が実際にカツオの藁焼きを体験しました。
目の前で燃え上がる藁の炎は、超高火力で迫力満点!
自分で焼いたカツオを食べると、普段食べているカツオのたたきも、また違った味わいに感じられます。
『塩タタキ』は、あっさりとしていて、どんどん胃袋に収まっていきました。
カツオの美味しさを、あらためて実感しました。
個性あふれる桂浜水族館

横には公式マスコットキャラクターの『おとどちゃん』
| 通常料金 | 障がい者割引 | |
| 大人 | 1,600円 | 800円 |
| 小・中学生 | 600円 | 300円 |
| 幼児(3歳以上) | 400円 | 200円 |
| 3歳未満 | 無料 | 無料 |
※介護者1名は100円引き。入館時に障がい者手帳の提示が必要です。


ランチ後は、『桂浜水族館』へ。水族館へ行く前に『桂浜観光案内所』に立ち寄り、車いす(無料)を借りました。
今回の四国旅行では、動物園や水族館をいくつも訪れましたが、『桂浜水族館』もまた一味違います。

すでに復職されました!

来世はウツボになりたいスタッフによる(笑)
規模の大きな水族館とは違った、個性的でディープな雰囲気が魅力。館長や飼育スタッフの方々の個性も、あふれ出ていました(笑)。



べたきち夫婦は、課金エリアにまんまと引っかかり(笑)、ウミガメ、カピバラ、フンボルトペンギンの餌やり体験をしました。

ここでも『アカメ』の大群に出会うことができました。赤い目が鋭い!

そして、特に見ておきたいのが『トサシマドジョウ』。
なんと2026年3月とごく最近、正式に新種記載されました!
高知県内の限られた河川にのみ生息する希少な淡水魚で、『桂浜水族館』では新種記載を受け、初めて展示飼育を開始したそうです(出典:桂浜水族館「祝・新種認定 トサシマドジョウの展示飼育」)。
もちろん、べたきちも初観察!これから訪れる予定の方は、ぜひこの希少なドジョウを拝んでみてください。


2階(エレベーターはなし)に展示中
べたきちは、こうした「小さいけれど個性的な水族館」が大好きです。
『桂浜水族館』の後は、近くの売店で高知名物『アイスクリン』を食べて休憩。

その後、夕方の『坂本龍馬像』を見上げ、写真を撮りました。
ひろめ市場で夕食



水族館で見たな(笑)
夕食は、約60店舗が集まる高知市の名所『ひろめ市場』へ。
ここでも、もちろん『カツオのたたき』などの郷土料理を堪能しました。
特に印象に残ったのが、クジラの希少な高級部位『尾の身』の刺身と、高知で絶対に食べたかった『ウツボのたたき』。
ごちゃごちゃした活気のある雰囲気も楽しかったです。
宿泊施設 リバーサイドホテル松栄
素泊りです。
7日目《牧野植物園&オナガドリ!そして東京へ》

土佐の〜高知の〜はりまや橋で♪
7日目は、いよいよ四国旅行の最終日。
まずは『よさこい節』に登場する、高知の名所『はりまや橋』を見学しました。
高知県立牧野植物園

| 入園料 | |
| 一般 | 850円 |
| 高校生以下 | 無料 |
| 障がい者 (介助者1名) | 無料 |
※入園時に各種手帳の提示が必要。


開花時期ではなかった
その後、この日のメインとなる『高知県立牧野植物園』へ。
高知県出身の植物学者・牧野富太郎博士の業績を顕彰するために開園した、約8haの広大な植物園です。
NHK連続テレビ小説『らんまん』では、牧野富太郎博士をモデルとした主人公・槙野万太郎の生涯が描かれました(べた妻は視聴済み、べたきちは未視聴)。
ここ数年で観葉植物や盆栽にも関心を持つようになったべたきち夫婦は、11時30分から15時30分まで、約4時間かけて園内をゆっくりと散策しました。
牧野博士が特に好んだという『バイカオウレン』も観察することができました(バイカオウレンのマグネットも購入)。






さまざまな植物を楽しめるのはもちろん、五台山から眺める景色も最高!
植物好きのべたきちにとって、とても楽しい時間になりました。


大切に育てるぜ!
さらに、売店では実生3年生の『オペルクリカリア・パキプス』と『セサモタムナス・ブッセアヌス』の塊根植物を2鉢購入。
思いがけず、旅の最後に新しい植物をお迎えすることになりました(笑)。

牧野植物園内のレストランでは、スイーツとコーヒーをいただきました。
牧野植物園を後にして、次に向かったのが『とさのさと』。ここで高知のお土産をさらに購入し、自宅へ発送しました。
オナガドリセンター

今回の旅行の最後は、南国市の『オナガドリセンター』へ。
『オナガドリセンター』は、高知県南国市原産のニワトリ『オナガドリ』を飼育・保存しています。
最近、ニワトリの展覧会へ行き、『オナガドリ』の剥製にも会ったことから、ぜひとも訪れたかった施設です『ニワトリ展(関連記事)』。
『オナガドリ』は、雄の尾羽が非常に長く伸びることで知られる、国の特別天然記念物。
16時20分ごろに到着し、スタッフの方から、『オナガドリ』の系統や飼育方法、飼育の苦労話などについてお話を聞きました。



1977年に死んだ18歳の個体

さらに、実際に生きている『オナガドリ』と一緒に写真を撮ることもできました!
威風堂々とした佇まいは、独特のカッコ良さがありました!
今回の旅行では、動物園や水族館など、さまざまな生き物に出会いましたが、最後に高知ならではのニワトリを見ることができたのも印象的。
なお、『オナガドリセンター』は、今後数年で閉館する予定とのことです。残念です。
近年、飼育者の高齢化や後継者の不在、飼育の難しさなどから、『オナガドリ』を飼育する人はどんどん減少しているそうです。
近隣で飼育を続けている家は、7軒ほどになってしまったとのこと。
貴重な『オナガドリ』を間近で見ることができて、本当によかったです。

空港でも高知料理

18時にレンタカーを返却し、『高知龍馬空港』へ。
空港の『土佐料理 司』では、高知名物の『焼サバ寿司』や『ウツボの唐揚げ』、『塩たたき』、『ドロメ』などを食べ、最後の最後まで、高知の食を満喫しました!
そして、高知龍馬空港を18時55分に出発し、20時25分に羽田空港へ到着。
6泊7日の愛媛・高知旅行も、これで終了です。
温泉、動物園、うかい、植物園、四万十川、郷土料理など、盛りだくさんの旅でしたが、無理をしないことを意識したことで、最後まで体調を崩すことなく楽しむことができました。
移動経路と距離
実際に移動した経路とは、若干異なりますが参考までに。
4日目 移動距離約117km
5日目 移動距離約49km
6日目 移動距離約124km
7日目 移動距離約26km
スケジュール作成に使ったプロンプト
今回、初めて生成AIの『Gemini』を使って、旅行スケジュールを作成してみました。
たたき台としては十分な内容に仕上がり、とても満足しています。
実際の旅行では、体力や移動時間などを考慮して予定を変更した部分もありますが、旅行前の計画を立てるうえで、とても役立ちました。
下のアコーディオンを開くと、今回実際に使ったプロンプトを見ることができます。これから旅行の計画を立てる方の参考になればうれしいです。
8月18日(火)〜24日(月)の6泊7日間で、愛媛県と高知県を巡る旅行スケジュールを提案してください。条件は以下の通りです。
【基本情報・移動】
人数: 大人2人(夫が身体障がい者のため、車椅子の利用しやすい動線や、歩行距離が短めでゆっくり過ごせるスケジュールを希望します)。
移動手段: レンタカー(1日の移動距離は100km以下、運転時間は2時間以内に収めてください)。
往路: 初日の朝、羽田空港 ➔ 松山空港
復路: 最終日の夕方、高知龍馬空港 ➔ 羽田空港
【宿泊の希望(計6泊・連泊は同じ宿)】
1泊目:道後温泉(1泊)
2〜3泊目:大洲(2連泊)
4〜5泊目:四万十(2連泊)
6泊目:高知市内(1泊)
【旅行のテーマと必ず行きたい場所】
テーマ: 『ご当地グルメ、水族館、服に関わる手工芸』
必ず行きたいスポット: 愛媛県立とべ動物園、四万十川学遊館あきついお(おさかな館)、桂浜水族館、高知県立牧野植物園、ひろめ市場
必ずしたい体験: 大洲のうかい(屋形船)、四万十川の漁師体験、カツオの藁焼き体験
【食事の希望】
鯛めし(愛媛)、アユ・うなぎ(四万十)、カツオ料理(高知)は必ず食べたいです。
【提案してほしいこと】
上記のスポットを無理なく巡る6泊7日のルート
テーマに沿った「服に関わる手工芸(伝統織物や染物など)」や、その他おすすめのご当地グルメ・水族館の追加提案
障がいがあっても比較的回りやすい施設や体験(屋形船のバリアフリー対応など)のアドバイス
最後に
6泊7日の愛媛・高知旅行では、温泉、動物園、水族館、植物園、四万十川、郷土料理など、四国のさまざまな魅力を楽しむことができました。
中でも、憧れだった四万十川で泳ぎ、天然アユを食べられたことは、べたきちにとって忘れられない思い出になりました!
身体が不自由でも、無理のない計画を立て、必要に応じて車いすなどを利用することで、四国旅行を十分に楽しむことができました。
身体が不自由な方が高知県を旅行する際には、ウェブサイト『高知のバリアフリー観光』も役立つと思います。
今度は、香川、徳島にも行ってみたいです!
ぜひ、他の旅行の記事、ミュージアムの記事、障がい者割引の記事もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!
※参考文献・サイト
- テレビ高知 (2026)「『生きたままの展示はまずない』国内7県でのみ生息確認“ドウクツミミズハゼ”が仲間入り 非常に珍しい魚種【高知】」2026/9/15確認
- 桂浜水族館 (2026)「当館館長について」2026/9/17確認
- 桂浜水族館 (2026)「祝・新種認定 トサシマドジョウの展示飼育」2026/9/17確認






