2025年7月5日(日)、台東区浅草で2026年1月12日(月・祝)まで開館予定の『べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館』に行ってきました。
NHKの大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の舞台裏や登場人物、江戸時代の文化などを楽しく学ぶことができます。
ドラマの世界観にどっぷりと浸りながら、『蔦屋重三郎』ゆかりの台東区の魅力もあわせて体感できるため、『べらぼう』鑑賞中の方は必ず訪れたい施設です。
べたきちとしても、地元である台東区の知らなかった魅力や歴史を再発見することができました!
『べらぼう』を鑑賞中の方や『蔦屋重三郎』ファンの方はもちろん、歴史好きの方にもおすすめのスポットです。
『大河ドラマ館』の観覧後は、無料の循環バスに乗って『吉原神社』へ訪れました。ぜひ、『吉原神社』の記事も合わせてご覧ください。

他のミュージアムの記事、べらぼうの記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事はこちら。
※一部作品の写真撮影が可能。フラッシュの使⽤、⾃撮り棒、三脚等の撮影補助機材の使⽤は禁止。
※行く前は『大河ドラマ館』公式サイトで最新の情報を確認してください。
※記事内の価格は、訪問当時のものです。
アクセス・車いす貸出
アクセス

主なアクセス経路は、東武線浅草駅正面改札口から徒歩5分 、東京メトロ銀座線浅草駅7番出口から徒歩5分 、都営浅草線浅草駅A4出口から徒歩8分 、つくばエクスプレス線浅草駅 A1番出口から徒歩9分など。
私たちは、都営バス「上26(亀戸駅前)」に乗車し、「浅草二丁目」で下車。そこから約300メートル、徒歩5分ほどで台東区民会館に到着しました。
そのほか、台東区循環バス「めぐりん」の「浅草駅」からもアクセス可能で、約400メートル、徒歩6分ほどです。
専用の駐車場はないため、公共交通機関の利用が推奨されています。
車いす貸出

1階で『大河ドラマ館』のスタッフの方に声をかけると、車いすを貸し出してもらえます。
スタッフの方は『大河ドラマ館』の羽織を着ているので、目立ちます。
利用は無料です(感謝)。
※車いすの貸し出しは9階の会場に向かう前に行ってください。
料金・障がい者割引
料金
個人 | 団体(20名以上) | 年間パスポート | |
大人(中学生以上) | 800円 | 640円 | 2500円 |
子ども(小学生) | 400円 | 320円 | 1300円 |
未就学児 | 無料 | 無料 | 無料 |
4回以上来館する場合、年間パスポートの購入がお得です!
ドラマの進行に合わせて展示内容も随時更新されるため、何度訪れても新たな楽しみがあります。
※他の台東区立文化施設等との連携割引あり
障がい者割引
障がい者手帳等所持者とその付き添いの方は、無料です。
対象の手帳についてドラマ館に電話で問合せたところ、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、指定難病受給者証、登録者証(指定難病)、小児慢性特定疾病受給者証の8つの手帳が該当するとの回答を頂きました。
なお2025年7月18日現在、なぜか公式サイトには対象の手帳について記載されていません。
特に、指定難病受給者証を持っている方は多いかと思いますので、ご注意ください。
混雑状況・所要時間など
混雑状況

日曜日の14時に入館しましたが、混雑しておらずゆったりと観覧できました。
スタッフの方に伺ったところ、この日は空いている方だったとのこと。
団体利用がある場合や週末は、混雑することもあるようです。
なお、混雑時には入館整理券を配布することもあります。
所要時間
私達は、14時〜15時の約1時間かけて観覧しました。
私達にとっては、この位の時間でちょうど良かったです。
団体の見学ツアーも1時間の滞在時間に設定している場合が多いように感じました(※べたきち調べ)。
ここでしか見ることができない映像コンテンツもあり、熱心なファンの方は、もっと長めの時間を想定しておくと安心です。
バリアフリー情報
全体的に道幅は広く平坦で、バリアフリー対応になっており、車いす上での観覧でも困ることはありませんでした。
べたきち的見どころ
《エレベーターの壁面》


『べらぼう』の世界観は、会場に上がる前から始まっています。
9階へ向かうエレベーターの内外一面には、『蔦屋重三郎』が見出した『東洲斎写楽』の『大首絵(おおくびえ)』が大胆にあしらわれています。
台東区の本気度が伝わってきます。
《数々のフォトスポット》


館内には、数ヶ所にフォトスポットが用意されています。
べたきちのおすすめは、五十間道(ごじっけんみち)にあった『耕書堂』を再現したセット。
『蔦屋重三郎』になりきった気分で、スタッフの方に記念写真を撮ってもらいました。
《作中に登場する多数の書籍》


作中に登場する『解体新書』や『金々先生栄花夢』、『一目千本』など、さまざまな書籍が展示されていました。
『解体新書』や『吉原細見』の実物は、水道橋にある『印刷博物館』で常設展示されているため、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
『印刷博物館』については、ぜひこちらの記事もご覧ください。

《花魁『瀬川』の衣装・小道具》



小芝風花さんが実際に花魁道中の撮影で使用した衣装や、『蔦重』に残した手紙などの小道具も数多く展示されていました(※展示内容は変更される場合があるため、現在は展示されていない可能性あり)。
撮影で使われた品々を目の当たりにすると、『瀬川』がいなくなった際の切ない気持ちがよみがえります……。
《浅草出身・安達祐実さんのサイン》

仲ノ町ゾーンの壁面には、「大黒屋」の女将を演じる安達祐実さんの直筆サインがあるため、ぜひ注目してみてください。
安達祐実さんは浅草出身で、べたきちとは地元も年齢も近いため、テレビドラマ『家なき子(1994年)』の大ヒット以前から、ずっと応援してきました。
ちなみに恐竜好きのべたきちは、安達祐実さん主演の映画「REX 恐竜物語(1993年公開)」を幼少期に観に行った記憶があります。懐かしい…!
《『たいとう江戸もの市』で江戸のなぞなぞに挑戦》


台東区ならではの工芸品や雑貨など、さまざまなお土産が並ぶ『たいとう江戸もの市』。
店内の柱には、江戸時代に流行した絵と文字の組み合わせで言葉や意味を当てるなぞなぞ『判じ絵』が描かれており、挑戦してみると楽しいですよ。
ちなみに、べたきちの大好きなマンガ『ONE PIECE』にも、この『判じ絵』が重要な伏線として登場するシーンがあります。
『ONE PIECE』、おもしろいし、本当に勉強になります。
※『たいとう江戸もの市』のみの入館は無料です。

最後に
先述の通り、『大河ドラマ館』を鑑賞した後は、『べらぼう』の作中にも登場する『吉原神社』や『大門』跡地を訪れました。
この機会にぜひ、『べらぼう』ゆかりの地を巡ってみてください。
私自身も、秋以降に『べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館』を再訪したいと思っています。

まだまだいっぱい見どころはあるので、ぜひ現地で個人的見どころを発見してください!
また、ぜひ他のミュージアムの記事、べらぼうの記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事もご覧ください。
開催情報
名称 | べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館 |
所在地 | 東京都台東区花川戸2-6-5 台東区民会館9階 |
会期 | 2025年1月18日(土)から2026年1月12日(月・祝) |
開館時間 | 午前9時から午後5時 (最終入館時間は午後4時30分) |
休館日 | 毎月第2月曜日(第2月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始等 公式サイトの休館予定日カレンダー参照を推奨 |
入館料 | 大人(中学生以上)800円、子ども(小学生)400円、未就学児は無料 障がい者手帳保持者と介助者は無料 |
公式URL | https://taito-tsutaju.jp/ |
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!




