【体験記】ラオスの手織り服『siimee 旅のはじまり 2025春』谷中銀座│優しい服をまとおう

2025年4月26(土)、台東区谷中の『ザ・エスノースギャラリー』2階で2025年5月6日(火)まで開催予定のsiimee(シーミー)』主催の企画展『旅のはじまり 2025春』に行ってきました。

『siimee』は、『旅するように、生きる服』がコンセプトの、ラオスの手紡ぎ、手織りの布から『旅がしたくなる服』をデザイン・製作・販売している会社です。

こちらの製品はデザイン、手触り、生地へこだわりが素晴らしく、民族衣装大好きなべたきち妻(過去記事)は、以前から何着も購入しています。

特に『自然の優しい色味』、『襟の形』、『見えない部分への気配り』が夢中になる理由とのこと。

今回も相変わらず閉店時間まで目移りして、悩んでいました。

べたきちは、以前から注目していた着心地抜群の上着一点もののタオルを購入しました!後ほど紹介します。

つつじまつり、谷中銀座、谷根千にお寄りの方やラオス好きはもちろん、手織りの服が好きな方、旅行好きな方には特におすすめです!

この服を着て、旅へ出よう!

他の谷根千の記事ラオスの記事はこちら。

※今企画展は2025年5月6(火)まで。5月1日(木)は休み

目次

アクセス・バリアフリー情報

『ザ・エスノースギャラリー』の外観
『ザ・エスノースギャラリー』の外観
2階への階段
2階への階段 この急斜面を登れば会場だ

会場の『ザ・エスノースギャラリー』の詳細は過去記事へ。

最寄り駅の千代田線千駄木駅の2番出口からは徒歩約3分。

谷中銀座商店街の入口から近く、よみせ通り沿いに『ザ・エスノースギャラリー』があります。

様々な企画展が行われる2階のギャラリーへは、靴を脱いで階段で上がります。

そのため、自力で階段を上がることができない方は、厳しいです。

べたきちも、いつも1階で足の装具を外して入店しています。

『旅のはじまり 2025春』

店舗の前のマネキン 『シン(ラオスのスカート)』と『生成りのトップス』を履いている
店舗の前のマネキン 『シン(ラオスのスカート)』と『生成りのトップス』
2階ギャラリー入口 壁面にはラオスの写真
2階ギャラリー入口 壁面にはラオスの写真

手織りの服

『生成り』、『茶綿』、『藍染』のトップスが並ぶ 
『生成り』、『茶綿』、『藍染』のトップスが並ぶ 肌触りが格別
『シン』、『ジャケット』、『バッグ』、『パンツ』など
『シン』、『ジャケット』、『バッグ』、『パンツ』など多種あり目移り必至
『一点ものの藍染のジャケット』 
『一点もののジャケット』 悩んだ末今回は見送り
senn tapared pants』薄藍 
『senn tapared pants』薄藍 24,200円 
yula haori jacket 藍染 
『yula haori jacket』20,900円 べたきち購入!
2025春新作『teela shirt』
2025春新作『teela shirt』24,200円 妻購入!

べたきち妻は、閉店時間まで『シン』、『シャツ』、『ジャケット』と何着も試着して悩んでいました。

デザイナーであり創業者の梅谷さんに色々と相談した結果、やっとのことで決定。

最終的には、2025年春新作のシャツブラウス『teela shirt 生成り×藍の線模様』を購入しました。

どうやら以前からInstagramでこのシャツを見て、切り返しのデザイン性や、きちんとした印象の中にも優しく柔らかな雰囲気があることを気に入っていたとのこと。

べたきちは、以前から関心があった羽織りジャケット『yula haori jacket 藍染 (見返しが藍×白ver.)』を購入。

これまでラオスの手織りの服は、ほとんどが女性用で男性用がなく、残念な思いをしてきました。

その分、手に入れられてとてもうれしいです。

柔らかく心地よい肌触りで、ゆるく楽に羽織れるので、使用頻度が高くなりそうです。

男女共用サイズなので、妻に借りパクされないか警戒中…(笑)。

その他の展示販売

『ハンカチ』、『タオル』、『ブランケット』など小物もたくさん
『ハンカチ』、『タオル』、『ブランケット』など小物もたくさん
手紡ぎ綿バスタオル
『手紡ぎ綿バスタオル』8,250円
一点もののタオル 藍染
『一点もののタオル』2,420円 べたきち購入!
ラオスのコースターシリーズ 色とりどりのコースター
『ラオスのコースターシリーズ』990円 我が家の来客用コースター
かわいい『水牛』、『ゾウ』、『トリ』のぬいぐるみ
かわいい『水牛』、『ゾウ』、『トリ』のぬいぐるみ 既に家に数頭いる

手織り服以外にも、『ハンカチ』、『タオル』、『ブランケット』、『コースター』、『ぬいぐるみ』などラオスの手紡ぎ綿を用いた製品多数。

他のラオス展示会では、見かけないデザインの『タオル』があったので、即購入決定しました。

べたきちは、汗を大量にかくため、『タオル』のヘビーユーザーなんです。

また、今回の企画展で初めて、『バスタオル』、『ブランケット』を見ました。

縫製の技術が年々上がっているよう感じました。

『siimee』について

スタッフの加藤さん(左)とデザイナー兼創業者の梅谷さん(右
スタッフの加藤さん(左)とデザイナー兼創業者の梅谷さん(右)

ブランド名のsiimeeは、

ラオ語でsii(色)+mee(母)=母の色、母なる自然の色

英語でsee+me=自分を見つめ直す

という意味を表しています。

siimee公式サイト│about us

『siimee』がラオ語と英語のダブルミーニングで表しているなんて、素敵ですね。

特にラオ語の『母なる自然の色』という意味に、自然大好きなべたきち夫婦は、引き寄せられてしまいます。

梅谷さんは、青年海外協力隊でラオスに赴任し、帰国後に服飾について勉強して、『siimee』を起業されています。

梅谷さんのブログ公式Instagramを覗いてみると、1つ1つの服が製作されるまでの物語を感じることができ、より購入した服への愛着が湧いてきます。

ぜひ見てみてください。きっとファンになりますよ!

コラム ラオスに残された不爆弾

不発弾アルミ製品

『シェンクワン県 不発弾アルミ製品』 スプーンと小皿
『シェンクワン県 不発弾アルミ製品』 食洗機厳禁(失敗経験あり)

今企画展の一画には、ラオスに残されている『不発弾から作られたアルミ製品』も、展示販売されています。

ラオスはベトナム戦争の際200万トン以上の爆弾が投下され、今も果てしなく多くの不発弾が地中に残されています。

実は、ラオスは『落とされた爆弾の量が1人あたりで世界最大の国』、つまり『最も激しい空爆にさらされた国』なんです。

この不発弾から取り出したアルミニウムを型に流し込み、スプーン、フォーク、缶切りなど製作販売し生計を立てている人々がいます。

最後に

5月5日(月・祝)には、14時〜16時に『ラオスの刺繍ブローチワークショップ』も行われます。

詳細はこちらをご覧ください。

2025年5月24日(土)、25日(日)には、代々木公園で『ラオスフェスティバル』が開催されます。

ラオスに興味のある方もない方も、行ってみると楽しいですよ。

また、ぜひ他の谷根千の記事ラオスの記事もご覧ください。

開催情報

企画名称「旅のはじまり 2025春」
開催期間2025年4月26日(土)~5月6日(火・祝)
開催場所the ETHNORTH GALLERY (ザ・エスノースギャラリー)2F
東京都台東区谷中3-13-6 TEL03-5834-2583
(JR日暮里駅北口から徒歩7分、千代田線千駄木駅2番出口から徒歩3分)
営業時間 11:30~18:30
定休日木曜日
入館料無料
公式URLhttps://siimee.jp/
公式Instagram
https://www.instagram.com/siimee_colors/

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