2025年5月7日(水)と5月13日(火)の2日間、『ジャイアントパンダに会いに』上野動物園に行ってきました。
先日、和歌山県白浜町の『アドベンチャーワールド』にいるジャイアントパンダ4頭すべてが2025年6月末頃に中国に返還されるという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
上野動物園の『シャオシャオ』、『レイレイ』も2026年2月20日に返還期限を迎えてしまい、その後どうなるかはわかっていません。
べたきちは、上野動物園の近くで生まれ育ったので、赤ちゃんの頃からこれまで数百回以上と数え切れないほど行っており、パンダがいることが当たり前だと思っていました。
いなくなるとわかると、会いたくなるのが人情。暑くなる前に会いに行こうと思い、2日間も行ってしまいました。
混雑はしていましたが、間近で動きまわる姿や、竹を食べる様子を観覧することができたので感激でした。
5月13日(火)から『シャオシャオ』の観覧方法が『自由観覧』に変更になっており、これまでの方法との比較についてもレポートしています。(上野動物園公式サイト,ニュース,2025/5/14)
パンダ好きな方はもちろん、かわいいが好きな方、ミーハーな方(私です)、しばらくパンダの観覧に行っていない方も今のうちに会いに行きましょう!
日焼け止め、帽子、日傘、扇風機、水筒など熱中症対策を忘れずに!
なお、2日間ともヘルパーさんと行っています。パンダの写真は、ヘルパーさんが撮ったものも使わせていただいています。ありがとうございます。
他の動物関連の記事、上野の記事、谷根千の記事、ミュージアムの記事はこちら。
※フラッシュ撮影厳禁です。
※行く前は上野動物園公式サイトで最新の情報を確認してください。
※記事内の価格は、訪問当時のものです。
アクセス

上野動物園には、東園に『正門』、西園に『弁天門』と『池之端門』の3ヶ所の出入り口があります。
その内で、私達は『池之端門』からアクセスしました。なお、『池之端門』は午前10時開門ですので、注意してください。
東京メトロ千代田線根津駅2出口(上野動物園側)からは約徒歩5分で『池之端門』へ着きます。
2出口にはエレベーターがあるので、車いすユーザー、ベビーカーの方も安心です。
その他の門への行き方については、上野動物園公式サイト交通案内へ。
料金・障がい者割引
個人 | |
一般 | 600円 |
65歳以上 | 300円 |
中学生 | 200円 |
都内在住・在学の中学生 | 無料 |
小学生6年生まで | 無料 |
障がい者割引 | 無料 |
※障がい者割引の対象は、身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の保持者。付添者(原則1名)も無料。「ミライロID」の使用も可能。
車いす・ベビーカー貸出
車いす貸出

車いすは、東園の『正門』、『総合案内所』、西園の『弁天門』、『池之端門』の園内4ヶ所で貸出、返却されています。
入口のスタッフの方に声をかけると、貸出してもらえます。
利用は無料(感謝)。先着順の貸出で、予約はできません。
台数は大人用24台、子供用4台あります。これまで私の経験上では、足りなくて借りられなかったことはありません。
ベビーカー貸出
ベビーカーの貸出は、平日、土日祝日ともに東園の『正門前』と西園の『弁天門前』の園内2ヶ所でしています。
上野動物園に電話で確認したところ、土日祝日のみ西園の『池之端門脇』でも貸出しているとのこと(HPに記載がないのは、コロナ禍の際から更新されていなかったため 2025/5/14確認)。 ※後日確認したらHP更新されていました
『池之端門脇』では、平日の貸出はしていないので注意してください。
返却は東園の『正門前』、西園の『弁天門前』と『池之端門脇』の園内3ヶ所でできます。
料金は1台1日500円。お子さんが上記手帳などの保持者の場合は、無料です。
2025年5月7日(水)の混雑状況&待ち時間
※先述のとおり、5月13日(火)から『シャオシャオ』の観覧方法が『自由観覧』に変更されました。変更以前の記録として、参考程度にご覧ください。
14時05分時『シャオシャオ♂』の混雑状況と実際の待ち時間


14時05分に待ち始めて、遠目ですが14時46分には観覧することができました。
待ち時間は41分。看板の表示は『40分待ち』でしたので、ぴったりその通りでした。

『シャオシャオ』が野外展示場にいる場合、かなり後方の列で待っている人でも、前にいる人越しに観覧することができます。
私達が待っている間、運良く『シャオシャオ』が野外にいてくれたため、長い間動きまわる姿を見ることができました。
観覧エリアは野外3ヶ所、室内2ヶ所に分けられていました。
20人程度のグループに分けられ、それぞれのエリアで約1分間観覧し、スタッフの方に誘導されて次のエリアに移動します。
私達の順番の時には、『シャオシャオ』が室内に移動していたため、近くで観察できたのは正味2分程度でした。
しかし、押し合いへし合いすることなく、間近で見ることができたので、感動しました!
2025年5月13日(火)の混雑状況&待ち時間
『シャオシャオ』について、『自由観覧』に変更になった初日です。なお、『レイレイ』についての観覧方法に変更はなく、各エリア1分程度の完全入れ替え制の観覧です。
私達は、『レイレイ』、『シャオシャオ』の順番で観覧しました。
14時07分時『レイレイ♀』の混雑状況と実際の待ち時間



14時07分に待ち始めて、14時34分に観覧することができました。
待ち時間は27分。看板の表示は『30分待ち』でしたので、ほとんどぴったりでした。
私達の順番の時には、『レイレイ』が室内展示場にいたため、2つのエリアで正味2分程度しっかりと観覧するとことができました。
14時40分時『シャオシャオ♂』の混雑状況と実際の待ち時間



14時40分に待ち始めて、14時55分に観覧することができました。
待ち時間は15分。看板の表示は『40分待ち』でしたので、大幅に短かったです。
この日から『自由観覧』となりましたが、『自由』とはほど遠く、展示場への入場は時間を区切って行われていました。

完全入れ替え制ではないため、まだ多くの観覧者が残っている状態で次々と新たな観覧者が投入され、現場は大混雑で大混乱…!
現場スタッフの方が「譲り合ってご覧ください」と大声で呼びかけていましたが、効果は乏しいようでした。
これらの混乱は、変更初日であったこともあると思いますが、改善されることを願っています。
観覧に際してのバリアフリー情報
『シャオシャオ』、『レイレイ』の展示場、待っている間の道も全体的にバリアフリー対応になっており、車いす、ベビーカーでも問題ありません。
しかし、先述のとおり、『シャオシャオ』の『自由観覧』は、大混雑であり、車いすやベビーカーで近付くことは困難です。
ちなみに、『レイレイ』待ちの列の周囲は、パンダの生息環境が再現されていて、まるでテーマパークの中にいるようです。
道中に『野生のジャイアントパンダのうんちのレプリカ』も展示してあるので、パンダ好きは必見ですよ。
『パンダのうんちのレプリカ』を見たい方は『うんち展の記事』へどうぞ。『うんち展』は2025年5月18日(日)まで。

『シャオシャオ♂』の写真
2025年5月7日(水)






野外と室内展示場の両方でしっかり観覧できたので、運が良かったです。
竹の子を食べる姿を見れるのは、この時期だけ!
2025年5月13日(火)


『自由観覧』は、大混雑のためべたきちは、早々にリタイア。
写真もあまり撮れませんでした。
『レイレイ♀』の写真
2025年5月13日(火)




室内展示場で、笹を食べる姿をゆったりと観覧できました。
2日間観覧して思ったこと
『シャオシャオ』の『自由観覧』は混乱を招く
先述したように、『シャオシャオ』の『自由観覧』は大混雑の大混乱でした。
変更初日であったこともあり、現地スタッフの方も人員整理にとても大変そうでした。
このシステムでは結局のところ、見やすい場所を占有することが可能であり、大人や観覧に慣れている人ばかりが優先されてしまうと感じました。
実際、べたきちは車いすを降りて観覧しましたが、早々に諦めました。
以前の観覧方法に戻ることを願っています。
子ども、高齢者、障がい者は『レイレイ』1択
一方、『レイレイ』の完全入れ替え制の観覧方法では、少人数で安心して観覧できます。
そのため、子ども、ベビーカー、高齢者、車いすユーザーなどには、圧倒的に『レイレイ』をおすすめします。
観覧できるかは運次第
ただし、『シャオシャオ』、『レイレイ』は、自由に室内、野外の展示場を行き来するため、間近で観覧できるかは、彼らの気分次第です。
幸運を祈りながら待ちましょう。
週末、祝日の観覧には覚悟が必要
2日間とも平日だったので、40分程度待てば観覧できました。
週末の混雑状況についてスタッフの方に伺ったところ、120分以上待つとのことでした。
そのため、週末、祝日に行く方は、しっかり待つ覚悟が必要です。
※週末でも雨天の場合、10分程度待ちのこともあるようです。
夏の日焼け・熱中症対策、冬の防寒対策は厳重に
これからはどんどん暑くなってくるので、長時間待っている間の日焼け、熱中症対策は必須です。
日焼け止め、帽子、日傘、ポータブル扇風機、水筒などを忘れずに持参しましょう。
べたきちは重度の自律神経障害があり体温調節が苦手のため(プロフィール参照)、上記に加えて以下の『アイスベスト』を愛用しています。
色々と試しましたが、結局は氷で体を冷やすのが一番でした。冷たさは数時間しか保たないですが効果抜群です。私は予備の氷も持って行っています。

返還期限の2026年2月20日に近付くと、さらなる混雑が予想されます。
冬はホッカイロ、厚着などの防寒対策を厳重にして、風邪をひかないようにしてくださいね。
最後に
2日間とも快晴で爽やかな天候の中、間近で見ることができたので大満足でした!
『シャオシャオ』、『レイレイ』が返還されることは決定しているので、ぜひその前に見に行ってくださいね!
その際には、参考にして頂けたら幸いです。
なんであんなに上手に竹をつかめるのか、不思議に思った方は『パンダの死体はよみがえる』がおすすめ。
『遺体科学』の権威である遠藤秀紀教授(テレビでもお馴染み)が、上野動物園で飼育されていた『フェイフェイ』、『ホアンホアン』の遺体解剖を行い、『七本目の指』を発見する過程を描いています。電子書籍もあります。

『ジャイアントパンダ』だけではなく、上野動物園にはまだまだいっぱいかわいい動物達がいるので、ぜひ現地で推し動物を発見してください!
ちなみに、べたきちは東園にいる『オグロプレーリードッグ』推しです。めちゃくちゃかわいいですよ。
また、ぜひ他の動物関連の記事、上野の記事、谷根千の記事、ミュージアムの記事もご覧ください。
所在地情報
名称 | 東京都恩賜上野動物園 |
開園時間 | 9時30分~17時 ※池之端門は10時から開門 |
休園日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日が休園日) 年末年始(12月29日~翌年1月1日) |
入園料 | 一般 600円、65歳以上 300円、中学生 200円、都内在住・在学の中学生 無料、小学6年生まで 無料、障がい者割引 無料 |
所在地 | 〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83 |
アクセス | 上野動物園公式サイト交通案内参照 |
駐車場 | なし 周辺の有料駐車場を利用 |
公式URL | https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/ |
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!





