魚も植物も楽しめる『板橋区立熱帯環境植物館』│アクセス、車いす、バリアフリー、所要時間など

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マレーハウスと木々

東南アジアの熱帯雨林を再現した施設、『板橋区立熱帯環境植物館』、通称『ねったいかん』に行ってきました。

大きな施設ではありませんが、ミニ水族館、温室、冷室があり、見応え十分です。

べたきちとしては、特にミニ水族館にハマりました!きれいで見やすい。

毎週土曜日の15時から行われる『水族館のごはんの時間』は、大人も子どもも楽しめます。

植物好きはもちろんのこと、魚好きお子さん連れの方にもおすすめです。

べたきちは、現地で車いすを借りました。特に車いすユーザーの方に参考になると幸いです。

※行く前は公式サイトで最新の情報を確認してください。

目次

アクセス

都営三田線「高島平駅」

都営三田線「高島平駅」東口から徒歩約7分。

国際興業バス

国際興業バス「高島第一中学校」から徒歩1分。または、「板橋特別支援学校」から徒歩5分。

4館送迎バス

『エコポリスセンター』、『熱帯環境植物館』、『教育科学館』、『リサイクルプラザ』をむすぶ4館送迎バス。

利用は無料。ただし、運行日は、土曜日、日曜日、祝日、板橋区立小学校の夏休み期間のみ。

また、車いすでの乗車は不可ですので、車いすユーザーの方はご注意ください。

自家用車 (私はこれ)

『高島平温水プール』の有料駐車場
『温水プール』駐車場は利用できるが満車の可能性も
障がい者専用駐車場の表示
障がい者専用駐車場は予約制

『ねったいかん』専用の駐車場はありません隣接する『高島平温水プール』の有料駐車場(19台)を利用できます。

障がい者割引対象者は、受付スタッフの方に、障がい者手帳駐車券を提示することで、駐車料金が無料になります。

また、予約制の障がい者専用駐車場もあります。有料駐車場は満車になってしまうことがあるため、障がい者の方は、専用駐車場を電話予約することをおすすめします。

『この先段差あり』の表示と道
ベビーカー、車いすは左側の歩道へ
2段の段差
右側の道を進むと2段の段差がある

『高島平温水プール』の駐車場から『ねったいかん』へ向かう途中、『この先段差あり』の標識が見え(写真左)、右側の道を進むと2段の段差があります(写真右)。

ベビーカーや車いすの方は、左側の歩道へ。段差がなく通行できます。

熱帯環境植物館の外観
『ねったいかん』の外観 この日は小中学生無料だった

入館料・車いす貸出など

入館料

健常者障がい者割引
大人260円130円
小・中学生130円60円
65歳以上130円60円
未就学児無料無料

※毎週土曜、日曜、板橋区立小学校の夏休み期間は、小・中学生無料。

※障がい者手帳、愛の手帳をお持ちの方は、障がい者割引が適用され、付添いの方1名が無料。

なお、2025年4月1日から料金改定があり、以下のように変更されます。

健常者障がい者割引
大人360円180円
小・中学生130円60円
65歳以上180円90円
未就学児無料無料

車いす貸出

受付前の車いす
受付前の車いす

貸出用車いすが3台あります。利用希望の方は、受付スタッフの方に声をかけてください。

事前予約はできません。料金は無料です(感謝)。

バリアフリー情報

エレベーター
エレベーターで各階にアクセスできる

エレベーターやスロープが完備してあり、全館バリアフリー対応になっています。

ただし、温室の登り坂が所々キツいため(後述)、車いすの介助者は疲れると思います。

今回は、べたきちの友人(男性)が車いすを押してくれましたが、大変そうでした(感謝)。

混雑情報

土曜日の15時からの訪問でしたが、全体的に混雑はしておらず、車いすでも問題なく見学できました。

小・中学生無料の日だったためか、小さな子ども連れの方が多かったです。

『水族館のごはんの時間』は多少混雑しましたが、植物の展示は空いていました。

所要時間

私達は、15時から17時の約2時間かけて見学しました。

ただし、これは『水族館のごはんの時間』が約30分間あり、さらに私が魚、植物好きであるためかと思います。

大きな施設ではないため、普通にスイスイと見たら、1時間程度の所要時間かと思います。

べたきち的見どころ&館内紹介

1階受付からまずは地下1階へ。ベビーカー、車いすの方は、エレベーターで。

ミニ水族館

東南アジアを中心とした生き物が展示されています。ミニと言っても見応え十分!

魚の発色もきれいで、とても良い環境で飼育されていることがわかります。

名称の表示も多くあり、気になる魚の名前をすぐに知ることができるのがうれしい。

多くの熱帯魚が泳ぐ数々の水槽
熱帯のカラフルな魚がいっぱい ずっと見ていられる
ひょっこり顔を出すコンビクトブレニー
『コンビクトブレニー』 べたきち妻のお気に入り
スポッテッドナイフフィッシュ
『スポッテッドナイフフィッシュ』 ラオスで食べた
2m70cmもある淡水エイ、ヒマンチュラ・チャオプラヤ
『ヒマンチュラ・チャオプラヤ』の愛称チャオちゃん バカでかい!
飼育員さんが持つチャオちゃん達の餌 サバ、リンゴ、ニンジンなど
チャオちゃん達の餌 サバ、リンゴ、ニンジンなど
餌やりを見る人々
餌やり時間は少し混雑

大きな淡水水槽には、巨大魚が多く泳いでいます。

その中でも、ひと際注目を集めているのがメコン川に生息する世界最大級の淡水エイ『ヒマンチュラ・チャオプラヤ』のチャオちゃん。(プラークラベーンと呼ばれることも)

体長2m70cmもある絶滅危惧種のメスで、日本では『ねったいかん』と『アクアトト・ぎふ』でしか飼育されていないようです(2025年3月調べ)。

ただし、『アクアトト・ぎふ』の個体はまだ小さいので、日本での最大淡水エイはチャオちゃんですね!

この巨大なチャオちゃんを見に行くだけでも、お魚好きには十分に価値があります。

さらに、毎週土曜日限定15時〜『水族館のごはんの時間』では、餌やりと共に飼育員さんの解説も聞けて、とても楽しいです!おすすめです!

温室

温室の通路 登り坂
温室の通路 登りが続くため介助者は大変
バニラの葉とつる
クイズ このつる性の植物は何でしょう?
バニラの表示
正解は『バニラ』! 種から香料が取れる

温室は、スロープの登りが続きます。前述の通り、所々傾斜がきつい部分があり、車いすの介助者は大変かと思います。

まるでジャングルの中の道を進むようで、道すがらに様々な植物を見ることができます。

マレーハウス

『マレーハウス』と『アブラヤシ』 
『マレーハウス』と『アブラヤシ』 実からパーム油が取れる
寝そべる『ビルマムツアシガメ』の愛称ムっちゃん
『ビルマムツアシガメ』の愛称ムっちゃん アジアで最大のカメ

人の生活に関わりが深い植物が多く植えられていました。

植物だけではなく、カメやトカゲ、ヘビなどのは虫類も展示されています。

冷室

霧を噴射している冷室の様子
所々で霧を噴射していてひんやり
大きなウツボカズラ
立派な『ウツボカズラ』
大量のエアープランツ
『エアープランツ』の生え方にびっくり!
茶色のプルメリアの実
クイズ この茶色のさやは何でしょう?
プルメリアの実についての説明書
正解は『プルメリアの実』 ラオスの国花!

熱帯の山地の環境が再現されており、涼しく気持ちがいいです。

ここは平坦で、車いすでの通行も問題ありませんでした。

企画展示

苔テラリウムが並ぶ展示
様々な苔テラリウムが並ぶ まるで小さな『もののけ姫』の世界…!

私達の訪問した際には、『東京苔展3 ~コケと苔テラリウムの世界~』が開催中でした(2025年3月2日で終了)。

年中多彩な企画が行われるようなので、ぜひ公式サイトのイベント情報をチェックしてみてください。

図書コーナー

本が並ぶ図書コーナー 机、いすもある
図鑑や生き物の本がいっぱい 温室を見下ろせる

私達が見た時には、図書コーナーに誰もいませんでしたが、おもしろそうな本が多くありました。

本好きな人には、この図書コーナーだけでも十分に時間が必要となりそうです。

最後に

全体的にとてもきれいで、見学しやすい施設でした。

特に『ミニ水族館』は、良かったです。

まだまだいっぱい見どころはあるので、ぜひ現地で個人的見どころを発見してください!

所在地情報

名称板橋区立熱帯植物館
所在地〒175-0082 東京都板橋区高島平8-29-2
電話番号03-5920-1131
駐車場高島平温水プールの有料駐車場19台
その他詳細は公式サイト『駐車場』
交通アクセス都営三田線「高島平駅」下車、東口より徒歩約7分
その他詳細は公式サイト『交通アクセス』
営業時間午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
休館日月曜日(祝日、休日の場合は翌日)
年末年始
入館料大人 260円
小学生・中学生 130円
65歳以上 130円
未就学児 無料
障がい者手帳、愛の手帳をお持ちの方
大人 130円
小学生・中学生 60円
65歳以上 60円
※付添いの方、1名が無料
※2025年4月1日より改定あり
公式URLhttps://www.seibu-la.co.jp/nettaikan/
マレーハウスと木々

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