2026年2月10日(火)、東京・京橋のアーティゾン美術館で5月24日(日)まで開催予定の展覧会『クロード・モネ ― 風景への問いかけ』に行ってきました。
『クロード・モネ(1840〜1926年)』は、19世紀フランスを代表する画家で、『印象派』の中心的存在。
時間や天候によって変化する光や空気を描き出し、《印象・日の出》や《睡蓮》などの作品が特に有名です。
本展は、“印象派の殿堂”とも称される『オルセー美術館』協力の下、モネ没後100年を記念して企画した展覧会。
『オルセー美術館』所蔵のモネ作品41点を中心に、風景画家としての歩みと魅力が丁寧に紹介されています。
べたきちは、カラフルで柔らかなチューリップと風車を描いたNo.55《オランダのチューリップ畑》に特に心をつかまれました。
難しいことを考えなくても、モネの絵画の雰囲気を感じるだけでも十分だと思います。
印象派や浮世絵が好きな方はもちろん、普段は絵画鑑賞に馴染みのない方や学生さん(学生は無料!)にもおすすめです。
来場者全員が無料で音声ガイドが聞けますので、スマホ、イヤホンを忘れずに!
他のミュージアムの記事、上野の記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事はこちら。
※トップ画像は、No.33〜No.35
※一部作品を除き、写真撮影が可能。動画撮影、フラッシュの使⽤、⾃撮り棒、三脚等のなどの補助機材の使⽤は禁止。
※訪問前はアーティゾン美術館公式サイトで最新の情報を確認してください。
※記事内の価格・情報は、訪問当時のものです。


アクセス・車いす貸出
アクセス


JR「東京駅」(八重洲中央口)、東京メトロ銀座線の「京橋駅」(6番、7番出口)、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線の「日本橋駅」(B1出口)など、複数の駅から徒歩でアクセスできます。
私たちは、「日本橋駅」B1出口から向かいました。
B1出口を出てから約300m、5分ほど直進すると到着します。道順はわかりやすく、迷う心配はありません。
ただし、B1出口は階段のみであり、エレベーターは設置されていません。
エレベーターを利用したい方は、B0番出口付近のエレベーターを利用するとバリアフリーでアクセスできます(詳細は日本橋駅の構内図を参照)。
車いす貸出

車いす(2台)の無料貸出があります(感謝)。
スタッフの方に声をかけると、貸出してもらえます。
料金・障がい者割引
料金 高校生以上はウェブ予約必須!
| 料金 | ウェブ予約 | |
| 一般 | 2100円(ウェブ予約) | 必要 |
| 高校生・専門学生・大学生 | 無料 | 必要 |
| 中学生以下 | 無料 | 不要 |
アーティゾン美術館は、日時指定予約制です。アーティゾン美術館公式サイトから、事前にウェブ予約が必要です。
ウェブ予約チケットが完売していない場合は、当日の窓口販売もありますが、モネ展は大人気のため期待できません。

私たちが訪れた火曜日も、当日券は完売していました。
この日、ウェブ予約をしていないために、入館できなかった方を見かけましたので、ご注意ください。
早めの予約をおすすめします。
※学生の方は学生証を提示してください。
障がい者割引
障がい者手帳保持者とその付添者1名まで、無料で入館できます。ウェブ予約は不要です。
スタッフの方によると、「指定難病医療受給者証」も対象になるとのことでした。
チケット売り場にて、障がい者手帳などを提示してください。
混雑状況・所要時間など
混雑状況

火曜日の14時55分頃に入館しました。
会場は2フロア構成で、まず6階へ上がり、鑑賞後に5階へ移動する順路となっています。
最近平日に訪れた展覧会と比べると、本展はかなり混雑していました(関連記事:『スウェーデン絵画展』、企画展『印象派』、『ゴッホ展』、特別展『運慶』、『火の鳥展』)。
公立の美術館と比べ、全体的に会場の規模が小さめであり、特に6階のフロアは大混雑で観覧者でごった返していました。
慎重に進みましたが、車いすでは他の方と接触してしまう場面もありました。
車いすユーザーの方は、かなりの注意を払いながらの観覧になると思ってください。
スタッフの方によると、「この日はまだ混雑していない方」とのことでした。可能であれば、やはり平日の来館がおすすめです。

一方、5階の展示は比較的ゆとりがあり、車いすでも落ち着いて観覧することができました。
また、学生さんと思われる若い来場者が多い印象でした。
所要時間
15時00分から16時30分までの約1時間30分かけて観覧しました。
軽めのファンの私達としては、丁度良かったと感じています。
ゆっくりと観覧したい方、特設ショップに立ち寄る方などは、もっと余裕をもっておくと良いかと思います。
バリアフリー情報
車いすをご利用の方も、エレベーターで会場へアクセスできるため問題ありません。
6階から5階へは、健常者の方はエスカレーターを利用しますが、車いすの場合はエレベーターを使用できます。
近くのスタッフの方に、声をかけてください。
会場内は全体的に平坦で、バリアフリーに対応しています。
ただし、先述したように、会場内はかなり混雑しているため、車いすでの観覧は覚悟が必要だと思います。
べたきち的見どころ

べたきちが特に印象的だった作品を、いくつか紹介します。数字は作品リストの番号です。
修復後初公開!《No.23 かささぎ》

本作の題名にもなっている『かささぎ』は、白と黒のツートンカラーと長い尾が特徴のスズメ目カラス科の鳥(下の写真)。
名前に『サギ』と付きますが、サギの仲間ではありません。
作品の大部分は雪景色で占められており、「カササギどこ!?」と探したくなる一枚です。
じっくり目を凝らして、その姿を見つけてみてください。


哀しみがにじむ⋯《No.53 死の床のカミーユ》

32歳の若さで亡くなった、モネ最初の妻カミーユの最期の姿を描いた作品。
深い哀しみが漂っており、これまで抱いていたモネ作品の明るい印象を大きく覆えす、衝撃的な一枚でした。
イケおじ!《モネの肖像画》

《クロード・モネ》1875年

モネは1840年生まれのため、No.132は35歳頃の姿を描いた作品だと考えられます。
ヘルパーさんとべたきちは、モネのイケおじ具合と大人の色気に驚愕しました!
40歳のべたきち、完敗です⋯。
ちなみに、No.133(77歳頃)を見たべた妻は、「サンタクロース!?」とつぶやいていました(笑)。
推し作品!《No.55 オランダのチューリップ畑》

本展で1番心をつかまれたのが、色とりどりのチューリップ畑と大きな風車を描いた、明るく華やかな作品。
先妻を失った哀しみを乗り越え、再び前を向いているかのように感じられました。
もし自宅に飾るならこんな作品がいい、と思わせてくれる絵でした。
ポスターにも!《No.54 戸外の人物習作》

本展のポスターやパンフレットにも大きく取り上げられている作品。
モデルは、後に妻となるアリスの娘で、モネとは血縁関係はありません。
本作を最後に、モネは本格的な人物画から離れ、再び風景表現へと軸足を移していったとされています。
名作が生まれた場所!《モネの庭》


1900年

1899年
モネと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、教科書にも登場する名作『睡蓮』。
会場には、『睡蓮』が描かれた“モネの庭”の写真も展示されており、「あの数々の名作はここから生まれたのか!」と実感させられます。
No.113には『日本風の橋』が描かれ、モネが受けたジャポニスムの影響をはっきりと見ることができます。日本人として、どこか誇らしい気持ちにもなりました。
また、上野の『国立西洋美術館』では『睡蓮』が常設展示されています。あわせて訪れてみるのもおすすめです(関連記事:企画展『印象派』)。
最後に

光を追い続けたモネのまなざしを、あらためて実感できる展覧会でした。
難しいことは抜きにして、まずは色と光をゆっくり味わってみてください。
混雑は覚悟のうえで。
まだまだいっぱい見どころはあるので、ぜひ現地で個人的見どころを発見してください!
ぜひ他のミュージアムの記事、上野の記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事もご覧ください。
開催情報
| 名称 | 『クロード・モネ ― 風景への問いかけ』 |
| 会期 | 2026年2月7日(土)〜5月24日(日) |
| 開館時間 | 10時〜18時 (3月20日を除く金曜日、5月2日(土) 、5月9日(土)、5月16日(土)、5月23日(土)は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで |
| 休館日 | 3月16日(月)、4月13日(月)、5月11日(月) |
| 入館料 | 一般ウェブ2,100円、一般当日2,500円、大学生以下無料 障がい者手帳保持者とその付添者(1名まで)は無料 |
| 会場 | アーティゾン美術館 6・5階展示室 |
| 所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 |
| 公式URL | https://www.artizon.museum/ |
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!








