2025/1/25(土)、新宿の文化学園服飾博物館で2025/3/5(水)まで開催されている『あつまれ!どうぶつの模様』展に行ってきました。
なんだか任〇堂の人気ゲームの名前に似ていますね(笑)。
べたきち妻は服飾好きのため、以前に10回程度は来たことがあるそうです。べたきちは、初めての来館でした。
色々な種類のどうぶつの模様が施された『約40ヶ国、160点あまりの衣装や装身具』が展示されています。
様々な民俗についての勉強にもなり、想像以上に楽しめました!
服飾好きな方はもちろん、生き物好きの方、民俗学・文化人類学好きな方にもおすすめです。
※写真撮影に制限があり、展示内容は撮影できません。
※行く前は公式サイトで最新の情報を確認してください。

アクセス


私達は、都営大江戸線新宿駅からエレベーターで地上に上がり、徒歩で行きました。
公式サイトのアクセス(2025/1/28現在)には『地下道ワンデーストリート 出口O-1に隣接』となっていますが、ここには階段のみで、エレベーター、エスカレーターはありません。
車いすユーザー等、身体が不自由な方はご注意ください。
料金・車いす貸出




障がい者割引のため、本人と付添者は0円 (通常大人は500円)。
障がい者の方は、受付で障がい者手帳、または証明書を提示してください。
※2025/4/1(火)より、料金改定(大人500円→1,000円)と土曜日の閉館時間の変更(16時30分→15時00分)があります。
車いすは、受付のスタッフの方から借りられます。利用は無料です(感謝)。
また、車いすユーザーの方で、スタッフさんの助けが必要な方はアラームを借りることができます。
館内にはエレベーターが備えられており、全体的にバリアフリーでした。車いすからでも観覧しやすかったです。
混雑具合・所要時間
週末の14時頃の来館でしたが、混雑はしていませんでした。車いすでも問題なく観覧できます。
服飾関係とおぼしき学生や年配の方、外国の方も来ていました。お子さん連れは、一組しか見ませんでした。
展示室は1階、2階の2部屋で、公式には『所要時間40分〜60分程度』とされていましたが、私達は約90分かけて見終わりました。
展示や説明をゆっくり見たい方は、時間に余裕を持ってください。
館内紹介 ※写真撮影可能部分のみ

壁画のモザイク画は、オプス・セクティレ技法によってイタリアのフィレンツェで制作されたものだそうです。

『衣を通して日本と世界の文化を知る』をテーマに行われてきた企画展のポスターの一覧を見ることができます。
壁一面に貼られたポスターは、圧巻です。


「スカジャン」って、「横須賀ジャンパー」の略とは知りませんでした。べたきちは、普段スカジャンを着るタイプではないもので…(笑)
「スカジャン発祥の地」を宣言している横須賀市本町のドブ板通りの記事が面白かったので、リンクを貼っておきます。勉強になりました。

展示順は、第1室では、『空』、『陸』、『水』の動物、第2室では、『空想』の動物、『動物大集合』となっています。
べたきち的見どころ
ラオスの空想上動物『シホー』
べたきちは、以前ラオスに滞在していたことがあり、その間にべたきち妻も4回ラオスに旅行に来たことがあります。

そのラオスの空想上の動物『シホー』(頭が象で体が獅子)の肩掛がありました!
自分たちに縁のある国の展示品があるとうれしくなります。そういった宝探しのような楽しみ方もいいと思いました。
昆虫など多様な模様が刺繍された着物
日本の着物のどうぶつ模様も多く展示されていました。
普段あまり見ない昆虫模様が施された着物が展示されており、興味深く観覧しました。
昔の人の超高度な技術
染色、織り、刺繍に至るまで、昔の人の超高度な技巧に驚きながら観覧しました。
どれだけの時間と技術を注ぎ込んでこの模様を作り上げたのか…人間のおしゃれにかける情熱は古今東西変わらないことを実感しました。
NHK Eテレでの放送
『あつまれ!どうぶつの模様』展について、NHK Eテレ『ねこの目美じゅつかん』で放映されるそうです。
放送日 1/30(木) 8時25分〜8時35分
再放送 2/1(土) 11時30分〜11時40分、2/4(火) 15時45分〜15時55分
興味のある方、ぜひご覧ください。私達はすでに録画予約しました。
ちなみに、次の企画展『どうしてなんだか似てる服』は2025/4/3(木)〜6/21(木)に行われる予定です。
開催情報
名称 | あつまれ! どうぶつの模様 |
所在地 | 〒151-8529 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル1階 文化学園服飾博物館 |
会期 | 2024年12月5日(木)~ 2025年3月5日(水) |
開館時間 | 10:00~16:30 12/20、2/14は19:00まで開館 (入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 日曜、祝日 |
入館料 | 一般500(400)円、大高生300(200)円、小中生200(100)円 ( )内は20名以上の団体料金 障がい者とその付添者1名は無料 |
アクセス | 電車: JR・京王線・小田急線 新宿駅(南口)より徒歩7分 都営地下鉄新宿線・大江戸線 新宿駅(新都心口)より徒歩4分 地下道ワンデーストリート 出口O-1に隣接 都営バス: 新宿駅西口22番のりば(京王百貨店前)宿75出入系統 新宿車庫行き 文化服装学院前下車(乗車時間約3分) |
公式URL | https://museum.bunka.ac.jp/ |
もしよかったら国立科学博物館の『鳥展』、『貝類展』の記事もご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!