長く生活してると、マンションや自宅の老朽化は避けられないですよね(;_;)
住宅にエレベーターがある場合、30年近く経つとリニューアルを考えなくてはならなくなります。
実は我が家も今年2024年の秋、エレベーターをリニューアルしました。
そして自力でリニューアル費用を税込1,320万円から512万円に下げることができました!
実際にどのように行ったのか、その経験談を記しますので今後リニューアルをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
※実際にリニューアルを行う場合は、色々な会社のHPで調べることをおすすめします。
エレベーターについて勉強をする
リニューアルをすると分かったらまずは、エレベーターの基本的な情報について最低限は知っておくことが必要です。
情報は力! 実際に営業の方と話す時にも、理解度が変わります。
詳しくは、エレベーター会社のHPで調べてください。
私が押さえておいたのは、以下の点です。
エレベーターの種類
大きく分けてロープ式と油圧式があります。油圧式は昔のエレベーターに用いられたようです。
我が家のエレベーターは、ロープ式の中の巻胴式でした。
リニューアルの3つの方式
方式には、全撤去リニューアル、準撤去リニューアル、制御盤リニューアルがあります。
価格はこの順番に安くなり、工事期間は短く、内容は簡素化していきます。
それぞれのメリット、デメリットありますので、自分に合った方式を選択してください。
我が家は、経済的に優れている制御盤リニューアルを選択しました。
リニューアル会社の2つの系統
大きくメーカー系と独立系に分かれます。
メーカー系はHITACHI、TOSHIBA、三菱電機などのエレベーターの製造も行っている大手です。
安心感もありますが、その分価格も高価になります。
独立系はメーカー系列に属さないメンテナンス会社で、様々なメーカーのエレベーターに対応できます。
メーカー系に比べて、価格は抑えられます。
我が家のエレベーターもメーカー系の1つで、制御盤リニューアルの見積もりを作ってもらったら税込1,320万円でした…。
これは無理! ということで独立系を選択しました。
我が家のエレベーターのスペック
ここで我が家のエレベーターを紹介します。
- 巻胴式4人乗りエレベーター
- ホームエレベーターではない
- 1989年(平成元年)に1階から4階まで設置
- 家庭用のため法定検査証はない(年に1回類似の検査を実施済)
- 保守点検料金はPOGで月に25,000円程度
行ったこと
独立系会社に連絡
インターネットで検索して、対応してもらえそうな8社にメールまたは電話で問い合わせをしました。
返信がなかった1社、法定検査証がないため出来ない1社、現地調査を行えない2社を除いた4社と引き続き連絡をとり、現地調査を行ってもらいました。
ちなみに現地調査の後、1社からは連絡が来ませんでしたので、この時点で3社まで減ってしまいました…。
面談と質問
現地調査から1〜2ヶ月後、営業の方に見積書を見ながら工事内容について説明して頂きます。
私からは①故障時の対応、②地震など災害時の対応、③部品の在庫状況、④保守点検などについて質問しました。
比較・検討
3社と面談が終わったら、見積書、面談内容などを比較、検討しました。
値段だけではなく、会社として信頼できるかがとても重要です。
インターネットで会社の評価を調べたり、家族にも意見を聞いたりして、候補を絞り込みました。
契約
会社が決まったらいよいよ契約です。
ここまできたら、かなりエレベーター工事についての知識がついていました。
焦らず、契約内容について再度質問し、疑問が残らないようにしましょう。
注意点
独立系ではメーカー系と比べて、工事まで時間がかかる場合が多いようです。
我が家の場合は、契約してから工事までに約半年間かかりました。
焦って後悔しないよう、早めに調べ始めて行動することが大切です。
最後に
8社に連絡した当初は、最終的に相見積りできるのがまさかたった3社になってしまうとは思いもよりませんでした。
連絡を取れた会社の中でも、営業の方の対応、やる気に差があるように感じました。
満足度の高い会社を選ぶためには、大変ではありますが最低5社は連絡したほうが良いと思います!
ちなみに、保守点検料金は月に11,000円まで下げることが出来ました!
家計に大助かりです!
自力で満足度の高いリニューアル会社を見つけるためには、時間、知識、交渉力などの労力が必要となりますが、やってみる価値は十分にあります。
今記事が、エレベーターのリニューアやルを控えている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!