2025年10月21日(火)、上野の国立科学博物館で11月9日(日)まで開催予定の企画展『学習マンガのひみつ』に行ってきました。
本展では、典型的な学習マンガとして、子どもを読者とし、義務教育の教科内容を解説したものを中心に扱います。具体的にいえば、書店のマンガコーナーではなく、児童書・参考書コーナーで売られており、学校や公共図書館などでも広く読まれているマンガです。
引用:学習マンガのひみつ│国立科学博物館公式サイト
このように本展では、『児童書・参考書コーナーで販売されているマンガ』を学習マンガと定義し、戦前から現代まで、その歩みを丁寧に紹介しています。
マンガ大好きであり、かつて理科教員でもあったべたきちとしては、まさに心が弾む“学習マンガ”の祭典。
懐かしい作品から、思わず手に取りたくなる新しいものまで──改めて日本のマンガ文化の奥深さを感じる、見ごたえある展示でした。
観覧後には、学習意欲が増すこと間違いなし!
マンガが好きな方や学生さんはもちろん、子どもの学びに悩む親御さん、そして新しい知識に興味のある方にもおすすめの展覧会です。
さらに、マンガ文化の始祖・葛飾北斎に焦点を当てた『HOKUSAI展』が、東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで11月30日(日)まで開催中です。
ぜひ『HOKUSAI展』の記事も、合わせてご覧ください。
他のミュージアムの記事、上野の記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事はこちら
※一部作品の写真撮影が可能。フラッシュの使⽤、⾃撮り棒、三脚等の撮影補助機材の使⽤は禁止。
※訪問前に国立科学博物館公式サイトで最新の情報を確認してください。
※記事内の情報・記事内の価格は、訪問当時のものです。


料金・障がい者割引など
料金・障がい者割引
| 当日券 | |
| 一般・大学生 | 630円 |
| 高校生(高専)以下 | 無料 |
| 65歳以上 | 無料 |
※常設展示入館料のみで観覧可能です。
※障がい者手帳保持者とその介助者1名は、手帳を入口スタッフの方に見せると無料で入館できます(感謝)。
車いす貸出

車いすは、入口受付のスタッフの方に声をかけると、無料で借りることができます(感謝)。
混雑状況・所要時間など
混雑状況
火曜日の14時15分頃に入館しました。
この日は、これまで訪れた平日の中でもかなり空いており、スタッフの方によると、たまたま団体予約が少なかったそうです。
中央ホールの自由観覧コーナーでは、学生さんたちが熱心にマンガを読んでいましたが、混雑で動きづらいといったことはありませんでした。
車いすでも、全く問題なく観覧することができました。
所要時間
混雑していない状況下で、14時15分から15時00分までの約45分かけて観覧しました。
もう少し時間をかけて、じっくり見てもよかったと思います(この後、別の企画展『量子の世紀』へ行きました)。

学習マンガが大好きな方や、解説文をゆっくり味わいたい方は、少し時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
バリアフリー情報

企画展会場である日本館1階企画展示室と中央ホールの展示は、通路幅が広く、全体的に段差のないバリアフリー設計になっていました。
空いていたこともあり、車いすが他の方にぶつかるような心配もありませんでした。
ただし、受付入口から日本館へ向かうバリアフリールートはやや分かりにくいため、注意が必要です。
エレベーターの場所などが分からない場合は、スタッフの方に尋ねて案内してもらってください。
べたきち的《読みたい&おすすめ学習マンガ》


著作権の関係で、会場内は撮影禁止の箇所が多く、写真はほとんどありません。
そこでここでは、展示の中から、べたきちが『読んでみたくなった学習マンガ』や『特におすすめしたいマンガ』をいくつかご紹介します。
かもすぞー!《もやしもん》
『もやしもん』は、乳酸菌や酵母などの“菌を肉眼で見ることができる”という特殊能力を持つ農大生を主人公にしたマンガ。
私たちには見えない微生物の世界が、かわいらしく、そして科学的に描かれています。
人類が微生物をいかに上手に利用してきたか──その叡智には、思わず感嘆してしまいます。
農学系を志す学生さん、発酵食品が好きな方、世界の食文化に関心のある方に特におすすめ。
全13巻。続編『もやしもん+』が連載中。アニメ・ドラマ化作品あり。
博物館の裏側が!《へんなものみっけ!》
『へんなものみっけ!』は、博物館で働く学芸員たちの日常や、標本作り・展示準備などの“舞台裏”を描くお仕事マンガ。
特に博物館にとって重要な、『標本として遺す』ことの意義を丁寧に伝えてくれます。
学芸員の仕事内容の幅広さにも驚きです。
博物館好きの方、自然や動植物、特に鳥が好きな方にぴったりの一冊です。
最新刊12巻(2025年11月6日時点)。連載中。
過去に国立科学博物館で開催された、特別展『鳥』の記事もぜひ合わせてご覧ください。

科学知識でサバイバル!《Dr.STONE》
『Dr.STONE』は、人類が石化した世界で、主人公である天才少年が科学の力を駆使して文明を再建していく冒険科学マンガ。
甥っ子が夢中になっていたのでプレゼントしたことがありますが、べたきちは実はまだ少ししか読んでおらず……!
これを機に、全巻読破したいと思いました。
全27巻。アニメ化作品あり。
受験生必読の書!《はたらく細胞》
『はたらく細胞』は、体内のさまざまな細胞を擬人化し、免疫反応や健康維持の仕組みを楽しく学べるマンガ。
べたきちは『はたらく細胞』と、スピンオフの『はたらく細胞BLACK』を全巻所持し、甥姪にもプレゼントしたことがあります。
中でも、疲れている大人に特におすすめしたいのが『はたらく細胞BLACK』。
はたらき続けている細胞たちの奮闘を見ていると、自分の体をもっと労わりたくなります。
医学・生物学を学ぶ学生さんはもちろん、健康が気になる方、病気を経験した方(もちろん、べたきちも)にもぜひ読んでほしい作品です。
『はたらく細胞』全6巻、『はたらく細胞BLACK』全8巻。スピンオフ多数。アニメ・映画・舞台化作品などあり。
また、映画『はたらく細胞』のレビュー記事も、ぜひ合わせてご覧ください。

歴史もマンガで!《日本の歴史》

『日本の歴史』は、旧石器時代から現代までの日本の歩みを、物語形式でわかりやすく学べるシリーズ。
集英社・講談社・小学館など、さまざまな出版社から刊行されています。
べたきちの実家には小学館版のシリーズがあり、中学・高校のテスト前によく読んでいた記憶があります。
本展で特に目を引いたのが、集英社版の『日本の歴史』。
なんと、マンガ『キングダム』の原泰久先生や『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦先生といった人気作家がカバーイラストを描いているではありませんか!
『キングダム』大好きのべたきちとしては、思わず手に取りたくなります。
ただし、調べてみたところ、中身の作画はカバーとは異なるとのこと。購入の際は、実際に手に取って確認するのがおすすめです。
番外編 べたきちが釣りを学んだ《釣りキチ三平》
本展では紹介されていませんでしたが、べたきちがどうしても取り上げたいマンガがあります。
それは『釣りキチ三平』。魚釣りが大好きな少年・三平が、日本各地や世界を舞台に、さまざまな魚に挑む冒険マンガ。
べたきちの釣り好きをさらに加速させた作品で、幼少期に児童館で夢中になって読んだことを今でもよく覚えています。
カジキやキングサーモン、幻の怪魚タキタロウに挑むエピソードには、特に心を躍らせました。
また、『釣りキチ三平 平成版』には、クニマスが登場する物語があります。
絶滅した魚とされていたクニマスが、2010年に実際に再発見されたときは、本当に驚きました!
ちなみに、べたきち夫婦は、ここ数年の間でクニマスの聖地巡礼をしました!
釣りが好きな方はもちろん、自然を愛する方、釣りの魅力を知りたい方にもおすすめです。
『釣りキチ三平』全67巻。『釣りキチ三平 平成版』全12巻。アニメ・映画・スピンオフ作品あり。

2023年8月べたきち撮影

2025年8月べたきち撮影
最後に
企画展『学習マンガのひみつ』は、改めて学ぶことの楽しさや、知る喜びを思い起こさせてくれる展覧会でした。
懐かしい作品や、新たな好奇心を刺激してくる作品との出会いがあり、日本の学習マンガ文化の奥深さを感じます。
今回紹介できませんでしたが、“植物を扱ったマンガ”も多く展示されていたのでぜひ読んでみたいです。
まだまだいっぱい見どころはあるので、ぜひ現地で個人的“推しマンガ”を発見してください!
また、ぜひ他のミュージアムの記事、上野の記事、谷根千の記事、障がい者割引の記事もご覧ください。

開催情報
| 名称 | 『学習マンガのひみつ』 |
| 会期 | 2025年10月10日(金)~11月9日(日) |
| 休館日 | 11月4日(火) |
| 開館時間 | 9時~17時(入館は16時30分まで) |
| 入館料 ※当日券 | 一般・大学生:630円 常設展示入館料のみで観覧可能 高校生以下および65歳以上は無料 ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※学生証、各種証明書を入場の際に提示してください |
| 会場 | 国立科学博物館 東京都台東区上野公園7-20 |
| 公式URL | https://www.kahaku.go.jp/event/2025/10gakushuumanga/ |
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!








