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べたきち
四肢麻痺の身体障がい者で手帳保持のアラフォー。
30歳でギラン・バレー症候群、脊髄炎を発症、さらに再発し病名が指定難病CIDPに変更される。
元理科教員であり、興味関心の幅広め。
毎週末、妻と博物館や映画へ繰り出す。
東京在住で谷根千、上野近辺によく出没する。
難病障がい者がアクティブ活動に役立つ情報を発信します!

【体験記】あの事件の資料が!『警視庁本部見学』霞ヶ関│アクセス、個人的見どころなど

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2025年7月1日(火)、霞ヶ関の警視庁本部見学『来て・見て・発見!』に行ってきました。

千代田区霞ヶ関にある警視庁本部庁舎を団体で見学できる、予約制のプログラムです。

通信指令センターや警察の装備品、制服、貴重な歴史資料などを見学し、警察の仕事を身近に学ぶことができます。

べたきちは、『大久保利通暗殺に使われた刀』や『あさま山荘事件』など、歴史的事件に関連する展示を間近で見ることができ、大興奮でした。

対象は小学校3年生以上とのことなので、長期休み期間にお子さん連れで参加すれば、警察の仕事を楽しく学べること間違いなしです。

警察官に憧れたことのある方、刑事ドラマが好きな方はもちろん、日本の近代史に関心がある方や、制服に興味のある方にも特におすすめです。

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※セキュリティ上、写真撮影は決められた場所のみで可能。録画・録音不可。

※行く前は警視庁公式サイトで最新の情報を確認してください。

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申込方法・アクセス・車いす貸出

申込方法

見学には、電話による予約申込みが必要です。

月曜日から金曜日の平日に、1日4回(各回最大40名)実施されており、費用は無料です。

入庁時には手荷物検査が行われますので、危険物の持ち込みはご遠慮ください。

詳細は、警視庁公式サイトをご確認ください。

アクセス

「霞ケ関駅」A2出口への階段
A2出口へ 階段多い
「霞ケ関駅」A2出口の階段
A2出口 地上への階段

警視庁本部へは、東京メトロ有楽町線「桜田門駅」4番出口から徒歩すぐです。

なお、4番出口付近には「地上行きエレベーター」も設置されています。

または、東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線「霞ケ関駅」A2出口からも約500m、徒歩約5分でアクセス可能です。

「霞ヶ関駅」でエレベーターを利用して地上に出る場合は、千代田線ホームにある「A1出口横のエレベーター」を使うと便利です。

ちなみに、べたきちは誤って「霞ヶ関駅」A2出口に向かってしまい、階段ばかりで大変でした(※べたきちの障がいについては、プロフィールを参照)。

車いす貸出

見学時に階段の利用が難しい場合や、車いすの貸出を希望する場合は、電話予約の際にその旨を伝えてください。

べたきちは事前に車いす利用をお願いし、当日、集合場所まで警察官の方が車いすを持ってきてくれました。

貸出は無料です(感謝)。

混雑状況・所要時間など

混雑状況

火曜日の14時45分の回に参加しました。

この回の人数は13名で、お子さん連れや女性グループの方達などが参加していました。

案内していただいた警察官の方に伺ったところ、参加者が2人だけの時も40名満員の時もあるとのことでした。

この日も、40名満員の回があったそうです。

所要時間

『ふれあいひろば警視庁教室』 → 『警察参考室』 → 『通信指令センター』の順番で巡り、トータルで75分です。

バリアフリー情報

べたきちは庁内を車いすで移動したため、他の参加者とは異なり、エレベーターを利用させていただきました。

移動の際は、警察官の方が付き添って案内してくださったので、安心・安全でした。

『ふれあいひろば警視庁教室』と『通信指令センター』の見学は、車いすでもまったく問題ありません。

ただし、『警察参考室』の資料の一部は、車いすのままでは見学しにくい箇所がありました。

べたきち的見どころ

《ふれあいひろば警視庁教室》 映像とクイズで学ぶ!

映像を観ながら、警視庁の活動や防犯、防災について学びます。

一人一台タブレットが配られて、その時々に出題されるクイズに答えていきました。

べたきちは1問、間違えてしまいました…!くやしい!

ちなみに、警視庁のシンボルマスコット『ピーポくん』(写真は下)の名前の由来も教えてもらいました。

「人々」を意味する英語 people(ピープル)と、「警察」を意味する英語 police(ポリス)の頭文字をとって、『ピーポくん』と名付けられたそうです。覚えておいてね!

《警察参考室》 歴史的事件の資料がいっぱい!

『警察参考室』入口にいるピーポくん
『警察参考室』入口にいるピーポくん

約15分の滞在時間でした。

時間が全然足りない…!ここだけで1時間は欲しいと思いました。

撮影できるのは、入口の『ピーポくん』と『白バイ』コーナーの2ヶ所のみです。

以下は、べたきちが特に印象に残った資料です。撮影不可のため、写真はありません。

気になった方は、ぜひ参加してみてください!歴史的事件の資料に大興奮すること間違いなしです。

大久保利通暗殺に使われた刀

5・15事件、2・26事件の資料

あさま山荘事件の資料

様々な事件で使われた銃

警察服の変遷と様々な活動服

白バイ フォトスポット

横から見る白バイ
『白バイ』カッコいい!
正面こら見る白バイ
乗って写真撮影もできる
警視庁見学記念日
見学記念日

『白バイ』コーナーは写真撮影ができます。

『白バイ』に乗り、隊員になりきって、撮影している方もいました。

《通信指令センター》 東京の110番を受理!

110番通報を受け付け、各所へ指令を出す様子を、ガラス越しに見ることができます。

見学中にも次々と110番が入り、緊迫感あふれる現場を目の当たりにしました。

1日に約5,000件もの110番通報を処理しており、その中にはイタズラ電話も少なくないそうです。

緊急性がない場合や警察への相談は、警察相談専用電話「#9110」へ。

緊急時は、迷わず110番にかけましょう。

警察相談専用電話「#9110」についてもっと知りたい方は、「政府広報オンライン」の「警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ」を参照してください。

番外編 《桜田門》

外桜田門の外観
『外桜田門』 国指定重要文化財
桜田門 高麗門と書いてある石碑
横には『桜田門 高麗門』
『桜田門』から見たお掘り
『桜田門』から見たお掘り

せっかく警視庁に来たなら、ぜひ目の前にある『桜田門』も見学していってほしいです。

ここは歴史の授業でも必ず習う幕末の大事件、1860年(安政七年)に大老・井伊直弼が暗殺された『桜田門外の変』の現場です。

べたきちは幕末史に詳しいわけではありませんが、この地で起こった出来事が日本の近代史に与えた大きな影響を思うと、感慨深いものがありました。

警視庁からは信号を渡ってすぐなので、見学体験の前後にぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。

最後に

参加者に配られた『冊子』、『シール』、『広報紙』
参加者には『冊子』、『シール』、『広報紙』がもらえる

75分があっという間に感じるほど、大満足の見学でした。

ただし、先述のとおり、もっと見学時間を延ばしてほしいし、質問時間も設けてほしいと感じました(難しいかもしれませんが…)。

『警察参考室』をもっと見たいがために、何度も参加する方がいるという話にも納得です。

べたきちも、数年後にはぜひ再訪したいと思います。

まだまだいっぱい見どころはあるので、ぜひ現地で個人的見どころを発見してください!

また、ぜひ他のミュージアムの記事上野の記事谷根千の記事障がい者割引の記事もご覧ください。

開催情報

名称警視庁本部見学「来て・見て・発見!」
所在地〒100-8929 東京都千代田区霞が関2丁目1番1号
見学可能日月曜日から金曜日(祝日と年末年始を除く)
見学時間
(一日4回実施)
所要時間1時間15分
午前9時00分から、午前10時45分から、午後1時00分から、午後2時45分から
参加料無料
公式URLhttps://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/index.html

最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!

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