2024年11月19日(火)は最低気温が東京では7.9℃と一気に冷え込みましたね…。
べたきちは、冷え込んでから数日間、全く動けなくてダウンしていました。
原因は、最近ニュースでもよく取り上げられるようになった気象病・天気痛だと考えています。
今回は、私に出る症状および行っている対策についてまとめたいと思います。
なお、これはべたきちの個人的体験談ですので、参考程度にしてください。
実際に何か行う前には、必ず担当医の指示を仰いでください。
気象病・天気痛とは
気象病とは、気温や気圧など“気候”の変化によって引き起こされるさまざまな症状の総称です。どのような気候の変化によってどのような症状が現れるかは人によって異なり、「低気圧が近づくと頭痛がする」「気圧や気温の変化が激しい秋は体調を崩しやすい」などさまざまな訴えが聞かれます。
気象病について | メディカルノート
気象病の研究で有名な佐藤純教授の研究では、気圧低下を感知する内耳の関与が示唆されています。1
私の気象病・天気痛の症状
べたきちはCIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)の後遺障害として(プロフィール参照)、運動・感覚・自律神経障害による様々な症状を抱えています。
その内の、天候の変化で悪化する症状を列挙します。
なお、最近は通院点滴により多少は改善しています。
吐気・嘔吐
胃腸の動きが止まってしまい、消化ができなくなってしまいます。
ひどいときは三日三晩吐きまくり、救急車で搬送されて点滴を受けたこともありました。
疼痛
電撃痛(英語ではライトニングペイン)といい、手足に急に電気が流れるような痛みが前兆なく現れます。
また、筋肉が強張って、体の様々な部分が痛くなります。
痛みがひどいときは眠れません。
起立性低血圧(立ちくらみ)
いわゆる、立ちくらみがひどくなります。
立ち上がると血圧が急低下し、目の前がチカチカして、ひどい場合は失神しそうになります。
そのような時は、すぐに頭を下げます。
眠気
吐気、痛みがない場合でも、眠気が凄まじくなってしまいます。
トイレで起きる以外はずっと寝て、30時間程度眠ることもあります。
行っている対策
耳栓を付ける
おかしいと思ったら、佐藤純教授が開発した気象病専用の耳栓を付けます。
天候が急変する前に付ける方がいいのですが、今回は遅かったと思います。
効果ははっきりとは分からないですが、あると信じています。
以前よりも症状が軽くなった気がします。
耳栓を装着していても、周囲の声は聞こえるので生活に支障はありません。
シャワー時以外、1日中ずっと付けています。

漢方の五苓散を飲む
水分バランスを調整し、自律神経を整える五苓散を処方されて飲んでいます。
以前よりも顔の浮腫は取れたと思います。
お腹・背中をマッサージする
マッサージ器でとにかくお腹・背中をマッサージして、消化を促しています。
吐気が収まればなんとかなるので、とにかく胃腸の動きを促します。
5つ以上の会社のマッサージ器を使って比較してみて、一番壊れなく、しっくりきたのがNAIPOのマッサージクッションです。
会社の対応もきちんとしており、返品、交換対応も素早く、丁寧でした。
我が家には、常に3つ同じ型を置いてあります。

食べる量を減らす
とにかく、吐気が完全に収まるまで薬、水分以外は摂りません。
少し食べられるようなら、ゼリー飲料でカロリーを摂ります。
鍼灸
個人的には、鍼灸が1番効く気がします!
背中の胃腸の裏に鍼を刺すと、蠕動運動が促進されていく感じがします。
最後に
この記事をお読み頂いた方は、CIDPに罹患されている方、気象病・天気痛で苦しんでいる方が多いのでないかと思います。
周囲には同じような症状の人がいなくて、こんなに苦しんでいるのは自分1人ではないかと不安になる。
体調が悪くなると、そうマイナス思考になってしまうことありますよね。
同じ症状で苦しんでいるは自分1人じゃない。
そう知ることだけで、少しは心が楽になることがあります。
本記事が、そのような方の助けになることを祈っています。
また、ぜひ他のCIDPの記事、障がい者割引の記事もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ソークディー!


